Ecuadoreir→中々実家に戻らない長男の日記→やっと戻った長男の日記、を経て。たぶんこれが最後、NPO法人プエルタ・ハルの日常を自由にたまにまじめに綴る場所です。

2016年12月18日

足して125歳。


上田のオモロい所を素人が紹介するシリーズ③


研修なんかで
人の話を聞くことはもち大切ですが。
自分が座った席の前の人が
「うんうん、うんうん」と
声を出して言い続ける事が気になって仕方ありません。

齋藤です。

寒い日が続きますね。
今日の朝、-5度でした上田です。


いつかお会いしたこの方。

逢いにいって参りました。
足して125歳。




御年93歳。

炊事洗濯家事親父。

自分で食う分の野菜の栽培まで。


全てご自分でこなされています。


この方との出会いは3ヶ月前。
東京行きの高速バスで隣に座った時が初対面でした。


奥さんに会うことが楽しみで毎回東京に出向くこのお方。
しかも手ぶらで。

めちゃくちゃかっこ良くないすか?
まだまだ遠いけど、
そんな男になりたいもんです。


遊び行きますよ!
と言った毎度ながら軽軽の齋藤でしたが。


「あーあん時の若い方かい」と、
電話したら覚えていてくれて。





お宅におジャマして開口一番。

「新婚さんいらっしゃいのね、クイズコーナーが好きなんですよ」

とケタケタ笑う93歳のおいちゃん。



3時間。
めちゃくちゃ早かった。



戦時中は軍の気象士。

戦闘機が今日飛ぶのか飛ばないか。
どのルートで攻めるのか。

自分の書く気象図がそれを左右しました。

誰でも書けるかと言えば、んなこたない。
60人いたうちのの1人だったとか。


中国からモンゴルまで3ヶ月間歩き続けました。


船から次々と海に放り投げられる仲間を目の前にしました。
ついに自分の番が来た時、
「こいつは貢献したからよしておけ」と言われ、
その寸前で逃れました。


話をしてくださる目の前にはいつも世界地図。
「最近はニュース見てもたくさんの国がでてくるからね」
といいつつも、
何度も何度も自分が通った海路と人生の路を
分かりやすく話してくださいました。


現在は、
日馬富士と写真とってたり。
ちょいと前には中国の大学で教鞭とられたり。




生きるということ。とは何か。




考えれば考える程
分からんくなりますが。

だからこそ、
その方法や路なんかを
自分で決められるもんでもあるような気がします。


だからこそ、
今あるものが大切で
そこにこの先のヒントがあるような気がします。


だからこそ、
不安の中に楽しみがあるような気がします。


偶然を必然に。


足して125歳。
今でも自分ちの庭手入れしてる人生の大先輩との話は
頭すっからかんの齋藤にも分かりやすく届くメッセージが満載でした。
足して125歳。


さあさ今年も残りわずか。
良い形で一年を終えられるよう
ゆっくりしっかり準備していきましょう^^



Posted by サイトウ ユウタ at 23:18│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。