Ecuadoreir→中々実家に戻らない長男の日記→やっと戻った長男の日記、を経て。たぶんこれが最後、NPO法人プエルタ・ハルの日常を自由にたまにまじめに綴る場所です。

2022年12月03日

互いのギフト。


さかのぼる、というと何を思い浮かべますか。


冬の鮭さん。

過去の恋愛。

税務調査。

大谷翔平選手に関わる記録。


どれも高貴だ(税務調査?)。


さかのぼりは全てが高貴なのか。


今わたくしは、サボっていたハルの日の報告を
さかのぼって書いています。

そう。

全てのさかのぼりが高貴とは限りません。


雪、降りました新潟市。

齋藤です。




さてさて
9月に乗った佐渡汽船。
※ホントいつの話やねん。
http://sai.niiblo.jp/e492762.html



そこで
「こんなんありましたわ」と
ポツリワタナベが一言。




「フードパントリー」




という見慣れない言葉が映し出されたスマホ画面。



東区社会福祉協議会さんが中心となり、
区内在住のひとり親世帯の方に向けて食品や生活用品をお渡しする、
という企画がそれでした。
http://niigatahigashiku-syakyo.jp/3610
※超絶過去の記事


佐渡に行く途中だったし。
ボーとしながら、
そもそもハルって何するやつらだっけ、と
2秒くらい考えたあと。




ああ、
こういう活動に関わらせてもらえたら、いいな。





とボランティア参加の有無を確認したところが始まりでした。


この日までの
さかのぼり報告を放棄するわけではないですが、
一気に2カ月ぶっ飛ばして迎えた当日。


11月12日(土)、超快晴。
互いのギフト。
場所は通称おおかま
https://www.niigata-ookama.com/





今回も
新潟市ひきこもり相談支援センターさん
https://www.n-hikisen.com/



新潟地域若者サポートステーションさん
https://saposute-niigata.net/



の2機関に向けて希望者を募り、
計8名の方が参加されました。



基本的に自己紹介はそこそこの。
言えば、
一期一会ともいえるハルの活動。




社協の丁寧な女性職員さんからは
本名はだれもかすっておりませんが、
ほとんどの人が「ハルさん」と呼ばれてました。



そんなハルさんご一行が担当したのは、



やさいブース、と


主に洗剤類が集まったブース。
互いのギフト。





前半はやり方など様子見で関わる参加者もいましたが、
後半はスイッチオン。


「一人一個おとりください」の箱内にあった


毛筆用の筆


とか


とんでもなくでかいさつまいも


とか



何もなければおそらく誰も手にしないような品物を
押し売りならぬ推し紹介。





「子どもさんにいかがですか」





「良かったら大きいイモはどうでしょうか」






などなどのコトバ。



終了ちょっと前。
イモの箱はからっぽになった。


ホンキのコトバは、伝わる。




計150世帯、400名以上の方が来場。


互いのギフト。
希望者は就労・転職や法律に関する相談も無料で可能でした。





「こういうのもらうのもよいんだけど、
今日あなたたちと話せたことの方がよかったです」





とは、
ハルさんの一人が
ある奥さまから言われた言葉です。




だれかからだれかへの、
一方的なやり取りになっていなかったとしたら。


逆にそうだったとしたら、
彼に対してこのようなコトバはなかったんだろうな、と。



そんな言葉を微塵もかけられることがなかった齋藤は
ドキッとしながらその様子を眺めていました。






参加された皆さん(先月の事やけど)。

泣きそうといい最後に挨拶してた東区社協の職員さん

大変お疲れさまでした。

こちらこそよい機会をありがとうございました。



お互いさまってことで、
また貸し借りし合いましょう。



いろんな方との互いのギフト。
ありがとうございました!


互いのギフト。
後日新聞にも当日の掲載されました。(新潟日報2022/11/15付)







Posted by サイトウ ユウタ at 21:46│Comments(0)
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