Ecuadoreir→中々実家に戻らない長男の日記→やっと戻った長男の日記、を経て。たぶんこれが最後、NPO法人プエルタ・ハルの日常を自由にたまにまじめに綴る場所です。

2013年05月03日

ヒント


練習前
一人の選手が早めに
グラウンドにくるようになった。

はじめは雑談だったけど、
本当の目的は練習。
当然、自主的。

「教えてやー」

と、練習中いつもふざけてるからか、
照れながら言う。

齋藤はホームステイ先と
球場が遠い都合から、
長い昼休みに自宅には帰らず、
(コーチはみんな帰るのでひとりぼっちです。。。)
朝7:50から夕方18:00の施錠まで
グラウンドに常駐。
もはや清掃の人と警備員はみんな友達。

開始15分前のキャッチボールから始まった練習。
最近は1時間以上前に来てバッティングをこなす。

終わったら、
「明日は守備ね」
と注文まで付けてくる。

このときばかりは、
おまえ誰?
ってくらい
めちゃくちゃ真剣。
ボール集めが、早い。

1人が2人になり、
ぽつぽつ集まる。
2人以上いても、中々ふざけない。

周りに遊んでる人がいるなか、
誰かに「教えて」
と言うのは
勇気がいることだと思う。
この13歳から15歳という年代だらかって
こともあるし、
それは大人でも同じだと思う。

それを照れながらでも
言っちゃうんだから。

見習わせてください!
と思ったりする。


今日は5人。
学校初日ってこともあってか
今日の午後は8人だけだった。

そのうちの5人。

この練習前の練習に、
何かヒントがあるような気がする。



練習が始まれば、いつも通りなんだけど、

うーん。



愛だな。





Posted by サイトウ ユウタ at 13:19│Comments(0)
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