Ecuadoreir→中々実家に戻らない長男の日記→やっと戻った長男の日記、を経て。たぶんこれが最後、NPO法人プエルタ・ハルの日常を自由にたまにまじめに綴る場所です。

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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2014年11月30日

再会と再開。


快晴。
今日も行くぜ、と出発。



今日は待ちに待った(おととい決まったのでそんな待ってませんが)
ポルトビエホ野球チームとグアヤス県はYEYO URAGAの交流試合。



「夜中の3時に出発するからよ」



昨日、先方へ出発時間の確認をした時にもらった言葉。
YEYOの選手は朝9時からの開会式にあわせて8時半に全員集合。

ポルトビエホーグアヤキル間はバスで約3時間ちょい。
朝食をゆっくりとっても4時間というところ。



さすが自分たちから言い出しただけのことはある。


朝3時出発で7時グアヤキルとか、気合いが違う。


今回の交流戦をキッカケに、
日本人やグアヤキルとの関係を再開させたい、と
声高に言ってくれたポルトビエホ。


早めに到着して、その本気度を見せつけようってか。

スゴい。

ココロ打たれそう。


そして、
午前11時。






予定通り2時間遅れでポルトビエホチーム到着。





齋藤的に許容範囲ですよ。
ただ教会に行くと言って途中に帰っちゃう選手(親がつれて帰る)もいましたが^^;


前日にもらった参加者リストには、
10歳や11、12歳の選手も多かったけど、
どうやら様子が違う。


選手がデカい!!


よくある年齢詐称か?^^



県外チームがYEYOに来るという
めったにない機会だったので、
Potrillo(11-12歳)、Pony(13-15歳)、Juvenil(16-18歳)で
参加可能な選手全員に声かけ。



25名集合!



写真忘れたですー。。。




25名は実力差もあったことから、
力が大体均等になるように2チームに分け、
各チーム1試合ずつ行うことに。

ポルトビエホは据え置き同じメンバーで^^



開会式。

ポルトビエホ野球のドン、ロケ氏(マイク)と
前回の訪問で対応してくれた、マリン氏(左)




試合前セレモニーだったので、半分の選手のみ。(2試合目終了後写真とりませんでした!残念)








第一試合、前半は完全にYEYOペースも
エラーから少しずつ流れが変わり、
最終回なんとサヨナラヒット!
5−4でポルトビエホチームの勝利!


第二試合、ポルトビエホの主力選手が活躍し
前半から一方的な展開になるも最終回にYEYOの猛攻!
最後は走塁ミスで試合終了。12−8でポルトビエホチームの勝利!





今回は集まった25名の選手全員が試合に出場しました。
力をつけたPony(13-14歳)で主力として活躍している選手や
日本遠征に参加した選手もいます。

が、一方でこちらで言うnovato(未経験者)。
つまり野球経験が少ない選手もいました。



第一試合終了後に保護者がベンチに乱入。
「何でベストメンバーで戦わないのよ!上手い子だけ固めて試合に出して!」

「つか、勝たなきゃダメでしょ!」


気持ちはわかるけどなあ。
良い試合だったんだけどなあ。
負けたことがイヤだったんだな。

今年の成果の一つに、今までなかったカテゴリーの増設が上げられます。
なぜカテゴリーが増設されたか?
来年、また同じように多くのカテゴリーで試合に参加出来るように。
一人でも多くの選手が野球を知って、あわよくば続けてくれるように。


まー選手の前で影響力ある親から言われると、
ちょいちょい上手くいかないこともあったりして^^;



2試合目終了後には、
集合写真すっぽかしてランチタイム。



やっぱ親の協力は不可欠。
こっちはこっちのやり方がありますが、
それをやろうと思いつつ、それをやったり今日みたいなことがあったり^^


エクアドルでのどこでも同じ一日。
毎日勉強、とカッコつけていってみる。







グアヤス県野球委員会会長ペドロ・トレドと
ポルトビエホ野球のドン、ロケ氏。



その場のお祭りムードの雰囲気も手伝ってか、
はたまた、エクアドル野球連盟へのグチを言い合ったからか。


ロケ氏:「今度はポルトビエホに来てください。歓迎します」

トレド:「ぜひぜひ!各県で県選抜をつくって全国大会をやりましょう」

ロケ氏:「ポルトビエホでも成人チームをつくってグアヤキルの大会に参加したいです」

トレド:「待ってました!!(エクアドル野球委員会をギャフンと言わせましょう!)




意気投合。
今後も両団体で協力して大会開催や交流を続けていくという調印が行われました。




交流会終了後には成人リーグの試合を観戦。




今日グアヤキルに来た選手の中から、
近い将来本当にグアヤキルの成人リーグの試合に参加する選手が出たら、、、



何か、すげーですね。



何かすげーものを持ってるであろう彼らとともに。


(またヤせたなー。。。。)




活動終了前にやりたかったこと。
ポルトビエホ×グアヤキルの再会と再開。





「道は開かれた」

     グアヤス県野球連盟会長 ペドロ・トレド




活動終了後に期待することもあるよ?会長さん^^
とりあえずお疲れさまでした!






  


Posted by サイトウ ユウタ at 14:24Comments(0)

2014年11月28日

臆病に動こう。


あれから2ヶ月弱。


あれ。
「ポルトビエホ訪問」
http://sai.niiblo.jp/e454044.html



あれからぼやぼや考えてたこと。




ポルトビエホとYEYOの交流戦のこと。




思いつきだっろてことから都合の良いことまで。
あれしたいこれしたいあれダメだこれダメだと
散々言われたポルトビエホ滞在の3時間。

そん中でとりあえずストンと来たもの。



「グアヤキルの野球チームと試合がしたい。」





おととい25日夕方。



「ユータ、試合が出来そうだ」


と、
ポルトビエホ側から齋藤に電話が入りました。


実はポルトビエホ訪問後の10月末。
開催中のCampeonato Mirafloresの後期試合予定が出された後に、
大会中唯一の空き日であった11月29日(土)を候補に



「交流戦ホントにやりますかー?」

「グアヤキル来てくれますかー?」と



その可否をポルトビエホ側に確認してました。




忘れてるなーと思い、29日も迫った25日の昼に電話するもコンタクト出来ず。
今回は難しいかなーとも思っていましたが、
まず電話が折り返されてきて。

でも、
試合中だったかから2時間後にかけ直してと頼んだら
本当にまたその時間に折り返してくれて。

しかも電話の回答はポジティブときた。

※電話が折り返されてきたことは
齋藤の電話帳にいるエクアドル人ではこの2年間で初めて。



そして昨日。

お願いしていたレターと選手名簿を受取り(早い!)、
当日の予定やらを野球委員会と会談。


深夜の会談。


こちら、というか
配属先である野球委員会の職員は
この仕事の他に本業を持っていて、
ほとんどの場合でそちらが優先される為に
話し合いなどは主に夜。



夜のテンションも手伝ってか、
ポルトビエホ側の昼食券コーラ付きをゲット!


簡単な開会式的な交流会を行い午前中から2試合。
ポルトビエホ側の日帰りの都合で昼過ぎまで。



後は、本当に来てくれれば交流戦が実施されます。(ハズです^^)

ポルトビエホ側の会長も来てくれるそうです。


これで、少なくともこの4年は関わりがなく、
コーチ陣や現野球委員会の中にも知り合いがいなかった
グアヤス県とマナビ県の交流が再開されます。




ゆーくりぼちぼちこの企画をやってて思ったこと。
まーこの件に限ったことではないですが、

「何かを良くしよう」とか、
「もっと交流しよう」とか。
「もっと向上しよう」とか。


そういうのって本当に必要なんかな、ということを
見ようとすることは大切なんだろーなということ。

少なくとも、
「何かを良くしなくても良い」し、
「もっと交流しなくても良い」し、
「もっと向上しなくても良い」と思っとるヒトはたくさんいます。


効果があるから良い、
効果がないから悪い、ではなくて。

そういう効果だけではなくて、見なきゃなんないのは他の部分。



例えば、
齋藤のない頭で考えても、
この交流を通してのメリットはいくつか見つかります。
デメリットは、何だクソヤローと連盟同士がケンカになったり、と
被害妄想的に考えなければそんなにも思いつかない。


でもでも、
外国人である齋藤に見えるメリットばかりに目がくらみ、


これお隣さんのエクアドル人はどう考えてるの?

これお隣さんのエクアドル人は本当に欲してるの?



ってとこが見えなくなってくるのはちょっと考えもん。
自己マンだろーが、と
ちゃぶ台ひっくり返されても仕方ないわけです。







今回はポルトビエホ側からの提案を
配属先の野球委員会に確認したらポジティブだったことから
ちょいと動かせていただきました。



活動も終盤。




引っ込む、ってことじゃねえですよ。
でも、スピードを大切にしつつもやっぱ見るもんは見ないと。
そこで必要と思えば引くこともアリのアリだと。

ボーっとしつつも、
そういう見るための、感じるための、見逃さないためのアンテナは
トンと建てていたいな、と思う今日この頃です。


引いても押しても、
自分で決めてチャレンジしたのであれば
結果、上手く行ってもそうでなくてもそれは経験。




臆病に、動くだけ動こう。



齋藤のメモ帳にいつか書かれてた(少し恥ずかしい?◯^^◯)言葉。


いや、病んでるわけではないですがね。
今日この言葉を見て今回のポルトビエホ交流試合の企画と
重なることがあったのでブログに書かせていただきました。
臆病だからこそ見えることもあったりして。


写真は10数年前のポルトビエホ野球チームを写した写真




明日は金曜日。
土曜日はポルトビエホ交流戦。
日曜日はJuvenil最終戦含め2試合。

ちょいちょい準備進めましょ。


また報告させていただきます〜。
次回はもっと短めに。


エクアドルは後一日ありますが、今週もお疲れさまでした!





  


Posted by サイトウ ユウタ at 15:00Comments(0)

2014年11月25日

Potrillo終了と今から、ここから。


9月から現在も続く伝統ある国内最大の大会。
Campeonato Miraflores。
も、
早いもので少しずつ終わりが近づいてきています。

先週木曜日には、
大会前から担当したPOTRILL(11-12歳)の
最後の試合が行われました。

途中から棄権したチームがあったり
中止になった試合もあったり、全9試合。


結果は3勝6敗。


参加7チーム5位という戦績でした。
上位4チームが決勝リーグに進める都合、
2014年にPotrilloで臨む全ての試合が終了。


マンガみたいだったけど、
3ヶ月前には下手投げのボールを捕球するとこからはじめた女の子、
ではなく女子選手が試合で外野フライとったり、


他チームのペルー遠征に同行した中心選手2名が
野球委員会より1ヶ月の活動禁止通告を受けたり、


試合予定の変更が伝わらずに不戦敗を喫したり、


日本のバットは使用禁止とケチつけられたり、


面白いことも面白くないこともたくさんありました。


それでも、毎日の練習できみたちは確実に歩みを進めていきました。
何より、最後の試合までケガなく出来た。

ありがとう。
感謝と敬意を表します。


きみたちは今何を考えているんだろう。
野球は楽しいですか?

ちょっと勇気がいるけど、聞いてみたい^^

※カメラ、キトにあるからネットから拝借。




また、週末にはPotrillo選抜のエキシビションマッチが開催されました。
YEYOからもダニエルとララの2名が選出。

ダニエルのお父さんは
「昨日うちの息子は緊張して寝れないと言っていた。初めてだからな」
と嬉しそう。

ララのお母さんは、
「なんで YEYOが少ないのよ!」と、いつもの感じ。^^

他の各チームは6、7名でてるけど、結果からまーしゃーない^^
来年はぜひこの試合を水色一色に染めてください^^


それにしても緊張してた^^
けど何にも勝る良い経験になったのではないでしょうか。
この経験をチームに、チームメイトに伝えてください^^


そして今ほどこれまで出来なかった、
ビデオカメラでとった写真の記載を画質を落として試したら。。。


できた!!


発見でした^^ありがとう^^
















そんな、
写真記載出来てテンション上がったから連発してる、って
わけじゃないですからね^^



最近、報告書とかの関係でこれまでを振り返ってると、
ちょっと遅過ぎと思うけど色々思うことがあるわけです。


いや、遅すぎるなんてこたない、か。


今から、ここからだ。
Potrilloも、オレも。



こちらはこちらで、
また報告させていただきます。


お仕事、いってらっしゃい!


  


Posted by サイトウ ユウタ at 13:06Comments(0)

2014年11月23日

失って、得ること。


ご無沙汰しています。
11月の更新回数(3回)を見てもうお気づきでしょう。
こんにゃくの意志を持つ男、齋藤です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

光速で過ぎるグアヤキルでの生活もあとわずか。
前回の投稿では、
報告書作成宣言を全世界に発信した齋藤。


そのためには、やらねばならぬことがある。
これまでさぼっていたこと。


そう、写真。

ネットより拝借。



最後にしっかりとこの2年間の集大成を。

報告会でも使えるパンチ効いたヤツを。

将来何かに悩んだ時に、助けになってくれるであろう
エクアドルでの楽しかった思い出や苦しかった思い出を。

今日まで我慢していたエクアドル美女との2ショットを。




激写しよう。





丁度そう思ったこの日は、
POTRILLO(11-12歳)最後の試合。
チャンス到来。即行動。


カメラを手に電源ON。


あらら
しばらくぶりなんで電池がないわ。


そりゃそうだ。

ごめんねお腹すかせちゃって。




充電器、充電器。





充電器、充電器。






充電器、じゅ・・・・。






・・・・・・・。







20分後気づく。

















充電器紛失しました!







ここにきてまじないわー。
カメラあるのに写真とれない。






でも諦めるのはまだ早い。

いつどこで新たなチャンスと出逢えるか分からない。
失意のどん底から這い上がろうと、
何かの出逢いを期待して昨日キトへカメラを持参。





出逢い到来。





ある方から
「売ってれば良いんだけどねー」と金言。


そう言えばそうだ。
うっかりちゃんの齋藤ちゃん。


ここは、
どうにかなることがけっこう多い都市グアヤキル。




連日大衆で賑わう場所。

洋服や日用雑貨、コピーDVDからコピーおもちゃまで何でも揃う場所。

グアヤキル中の盗難品が持ち込まれて売られている場所。

そして、壊れていたりいなかったりの中古電化製品がたくさんある場所。




その名も、BAHIA(バイア)



※ネットより拝借



もしかするとBAHIAに売っているかもしれない。
売ってなくても、
そこらのおっちゃんがあるもの削ったり叩いたりして
創ってくれるかもしれない。

これまでたくさんの奇跡を見せてくれたグアヤキル。
期待に胸が膨らみます。






そしてキトよりグアヤキルに帰還。
さっそくBAHIAに行こうと準備。



持っていくものはもちろんカメラ。



カメラ、カメラ。






カメラ、カメラ。






・・・・カメラ。







・・・・・・。







2分後気づく。












キトにカメラ忘れたー!







あーあ。
カメラもなくなった。
もうどっちにしろ、
グアヤキルでの最後の活動を写真にとれない。
もう一個ビデオカメラあるんですが、
このビデオカメラの写真機能で撮った写真は
このブログに記載出来ない。



うーん。



うーん。



ん?
保存の時に画質落とすとかで記載できますかね。
出来ますよね。




あ、またチャンス到来。

カメラの充電器をなくして、パソコンの勉強が出来る。






何かを得れば、何かを失う。
そして何ものをも失わずに次のものを手に入れることはできない。
ー開高健(小説家)ー





この2年間。
エクアドルで得たものがあったとしたなら、
同じように失ったものもあるのかもしれません。


真ん中にある大切なもん以外は失っても良い。
かも。





ラスト気合い入れていきます。




また野球書いてない。
次書きます!^^

※いつかの試合^^



  


Posted by サイトウ ユウタ at 08:25Comments(0)

2014年11月16日

そろそろはじめよう。


この2年間で何回かやったけど
慣れないことがあります。



お見送り。



昨日も午前練習が終わった後に空港へ。
うん。
やっぱ何か慣れない。



その方は日本の企業にお勤めで、
この3年はエクアドルの駐在。


知人を通じて紹介してもらってからの毎月最後の日曜日。
グアヤキルの夜景を見ながら
お宅にお招きいただき一杯やらせていただいておりました。


埼玉時代、上越時代、南魚沼時代。
本当にありがたいことにその時々に、
しこたまお酒を飲ませていただく相手がいたわけです。


昨日お別れしたこの方は間違いなく、
「グアヤキルでしこたま飲ませていただく相手」
でした。


まあま、
そんな相手とか言える立場じゃないんですが、
まー本当です。




見送りの時、その方の目は真っ赤でした。
これは、もしかしたら全員がそうなるわけではないな、と
ここで生活していて思うわけです。


でも、その方の目は赤かった。
お見送りにはその方の同僚の方も駆けつけておりました。


そういう感情だったのだと思います。



そして、聞こえてきた言葉。

「何だかんだ、次齋藤さんじゃないですか」



なるほどね。


もう来るわけだ。


その時が。





分かっています。
生きている限りお別れの時が来るのは。




どんな感情になるんだろうか。



まー言えることは、
そんなん知らねーよ、ということ。



ただただエクアドルの選手と野球をやること。
ただただエクアドルと選手から野球を勉強すること。


これのみ。



ただ今までと少し違うのは、
今までは報告書とか、いや真剣ですよ。
自分なりに真剣でしたけど、どちらかと言うとパパパッと
終わらせてました。


時間が長けりゃいいとかはないですが、
今回は最後の報告書。



パパパッは変わらずですが、
活動は残すところ丁度一ヶ月。
報告書提出は一ヶ月弱。

今回は今までより早め。
そろそろやりはじめようかなと思ってます。



終わった時、本当の意味でこの時間を振り返ろうと思います。

明日からは、、、
報告書用に振り返ります。



いつものことですが、
野球のこと書いてないですねー。。。。


こちらもしっかりやりましょう。(自分へ)







また合う日まで。



  


Posted by サイトウ ユウタ at 15:39Comments(2)

2014年11月14日

トラ。


19年前。
ナナがお宮にいたという小さなネコを持って来た。



トラ。



小学生のときは遊び相手。
中学生のときはあんま相手にしなく。
高校以降は癒し系。


都合が良くてごめん。


家族より世話をしてなかったと思うけど、
青春時代を一緒に過ごしてきた。
※青春時代は今も続いていますが。



とにかく頭が良くて、
いろんな方法を使って外に出ようとする。


毛並みがパンパなく綺麗。


洗面台の蛇口から水を飲む。


乱さない。常に冷静。



けれどもいつからか、
だんだん外にも出たがらなくなって。


楽しみな散歩にもヒモがいらなくなって。


洗面台にジャンプできなくなっていった。


それでも冬の寒い日に、
風呂上がりの家族に甘えることと毛並み。
そして顔は変わってもあの表情はいつも一緒だった。



犬大国エクアドルにいても、
ネコがいるとさわろうとする。
大体逃げられるが。


クロやトラやジェイ君。


齋藤家に来てくれたネコが
たくさんの良い思い出をくれたから
今でもそう思えるんだと思う。



齋藤は18歳で実家を出た。
トラは実家で19年生きた。


晩年は親父の飲み仲間。
家族にとってはオレより家族。
といっても本当に言い過ぎじゃないと思う。



トラは今、トラの道を歩いている。



窮屈なこともも多かったと思うけど、
トラ、本当にありがとう。
一生忘れないぜ。
ゆっくり休んでください。


もし気が向いたら
顔を変えても色を変えても何を変えても良い。
また齋藤家にひょこっと顔を出してください。


また一緒に遊ぼう。



こういうの書くもんじゃないんでしょうかね。
でもトラだから。
何か書きたかったのでお許しください。


トラらしい生き様と引き際。
ネコから教えてもらったことがたくさんある。


トラありがとう。







  


Posted by サイトウ ユウタ at 15:34Comments(0)

2014年11月08日

アカシ。


体調戻ってきました。
齋藤です。

食べ物って大切ですね。
食べるもの自体も。
食べる時間も。
おそらく一緒に食べる人も。


カラダは正直。(変な意味じゃなくて)


昼はトタン屋根の食堂。
かなりの確率でここのメシがあたったわけですが、
まーそこに毎日やって来る変なおっちゃん達と話してるとですね。

まー多少腐りかけた食材が入るメシに気づかなかったのはイタかったですが、
こちらも多少の息抜きになってたのは確かでして。

まー言い訳。反省です。

これまでの食欲に戻るまでにはもうちょい。
フル食欲になった頃が完全復活の合図となるでしょう。


ところでお話。
この食欲はもちろん、人間て欲出ます。

いや、欲それ自体は悪くない。
専門的なことは知りませんが、
むしろもろもろの欲求があることは正常とも言えるんでしょう。が、
それが


「子どもに対する大人のエゴ」


だったとしたらイケてねんじゃねーかなと思ったわけです。




最近、僅差で負ける試合が続きます。
終盤にミスで逆転される試合が続きます。



技術がついてくる。
試合になってくる。
結果が出てくる。


でも試合に負ける。




ちょっと調子がいいとすぐ忘れます。
どうやって今日という日を迎えたのかを。


ちょっと調子がいいとすぐ忘れます。
負けても負けても、
「この負けを来年の成長につなげよう」
と誓ったあの日の約束を。



こないだ齋藤は、
選手がビックチャンスで打てなかった時、
「何でだよ!」って思い、
同じくイタいことにそれを口走ってしまいました。
もちろん態度にも出ていたでしょう。


明らかに他人のジャマをする行動だったり、
わざと危険なプレーをしたことにキレたことはありました。



エラーだ、三振だであーだこーだってのは
エクアドルでの活動中で、
絶対にやんねーぞ、と
気つけてた「つもり」だったこと。

やってしまった日には
反省し続けてきたこと。



これは事件です。
なぜって、これ大人のエゴ。



やってるのは選手。
三振しようとかエラーしようとか思ってグラウンドに立っている選手は一人もいない、
と言った方がいましたがおっしゃる通り。



たくさんの方からご教授いただきましたが、
やっぱ愚人齋藤。



技術がついてくる。
試合になってくる。
結果が出てくる。


でも試合に負ける。



これって成長の証。
昨年なかったコト。
去年誓った「この負けを来年の成長につなげよう」にドンピシャ。

正真正銘。
成長の証じゃねーか。



それを見逃しちゃならん。
見逃すなよ。
目標を高くする、とは違うよ。


選手は成長している。
何たって証を示してくれる。


おりゃ何してんだ。
アカシ。。。


でも心配無用。
もはや頭の中は、なんちゃってラテン系。


次出来れば、良し!



何か暗い感じだけど、よし!
11月スタート!
今月もよろしくお願いします^^


日本人の方からグローブ提供!ありがとうございました!





  


Posted by サイトウ ユウタ at 15:30Comments(0)