Ecuadoreir→中々実家に戻らない長男の日記→やっと戻った長男の日記、を経て。たぶんこれが最後、NPO法人プエルタ・ハルの日常を自由にたまにまじめに綴る場所です。

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2013年10月31日

エクアドルに持ってきた本② 〜ダッセンとの一度目の出会い〜


昨日、
エクアドルに持ってきた本、として
『ダッセン』長岡秀貴著 HID BOOKS発行
をご紹介させていただきました。
http://sai.niiblo.jp/e293992.html

日本全国1億3000万人の中の何名かが期待する
誰も知らない(当たり前)齋藤とダッセンとの出会いの真相。



そう言われたのであれば、男としてもう止まれません。



あなたのために書くしかありません。



という事で、
少々うっとうしい入りですが
齋藤とダッセンとの出会いをご紹介するにあたり、
齋藤と前職との出会い、も含めながら書かせていただきます!



それではどうぞ^^


++++++++++++++++++++++++++++++


初めてこの本を手に取ったのは
今から5年前の2009年2月。
雪がちらつく新潟県上越市にある大学の学生寮でのことだった。


24歳だった齋藤はもうすぐ来る3月に就職を控えていた。
初めての就職先は、フリースクール夢想舎。
不登校やひきこもりを経験した生徒が通うNPOの学校だった。


実はこの職種に詳しかったわけでもない。
知り合いがいたわけでもない。
むしろ知らないこと99%以上。

つまりど素人。



そんな齋藤少年が、
なぜこの職種に携わることが出来たのか。

そして、
なぜこれから就職する「フリースクール」に
関係することが書かれたこの本と出会えたのか。


エクアドルは今、夜だ。
夜の手紙は朝見ると恥ずかしい。

が、調子づいてきた。



長くなりそうだが、進めよう思う。


教員志望であった2008年8月。齋藤少年23歳。
誕生日を迎える数日前に2回目の教員採用試験不合格を知らせる通知が届いた。
誰よりも勉強したと思って望んだ試験。

勉強が足りなかった。


それに尽きると思う。



恐る恐るパソコンの下クリックを
カチカチ押し進めると結果が見えてくる。
手応えがなかったとはいえ、やっぱ心にしみるもんだ。
番号ないと。



次の日、
新潟県内の私立高校全てに電話をかけた。

「こういうものなんですが、採用してくれませんか?」

なんなら願書も送った。

教育に対する初々しい情熱が通じたのか
結果、




全却下。





「世の中そんなに甘くないよ」

そんな言葉を納得するにはもってこいの状況だった。

否定されるってこんな感じか、
と悲劇のヒーローぶった。





研究室の先生とも相談し、
県外の私立学校にも応募願書を出した。
実はいくつかの塾にも出した。




「君が主将の野球部じゃ大層弱かったでしょう」
面接でそんなことも言われた。
確かに有能ではなかったと思う。それは今でも思う。




どこかで聞いた受験者をイライラさせる作戦か、
と思いつつもイライラする。




不合格。



何とも思わなかった。



その時の状況としては、
大学二つ行って卒業間近で就職未定。
なんなら就職活動停止中。




教育大学在籍。
4月から教師になることが決まった仲間や先輩に拍手を送り続けた。

気づくと
もう12月になっていた。








年は明けて2009年1月9日。
上越にいるはずだった齋藤はこの日にたまたま新潟に帰省していた。
理由は忘れた。


するとその夜、親戚から携帯電話に連絡が入る。
電話なんて来ない人だ。


「お前まだ就職決まってないよな(言ってないのに何故か前提w)
話聞いてるだけでいいから、とりあえずあってほしい人がいる」



なんでも、
2ヶ月後の3月から始まる
フリーなんとかという学校の先生が決まってないらしい。

※この時、齋藤はまだフリースクール夢想舎の存在を知らない。
 あとで聞いたこと話だが1月になってすぐにフリースクール夢想舎に勤務する
 予定であった先生が急遽別の仕事に就くことになったらしい。




親戚はこの学校をつくる代表者と知り合いみたいだ。
新しい学校の先生が足りないから捜してるんだ、と理解。



「いつ上越から帰ってくる?急で悪い、明日なんだが」


「実は今たまたま実家にいまして」


学校が建つ場所は新潟県南魚沼市。
だいたいで母親の実家から車で20分ほどのところみたいだ。




予定もなかったので行くことにする。

が、もちろんスーツも皮靴も持ってきてない。




当日は雪が降る中、
ミズノの野球ジャージとクロックスをはいて
待ち合わせ場所に向かった。





状況が状況なだけに特別緊張もせず、
代表者と初対面。


「初めまして。齋藤勇太といいます。ジャージですいません」

親戚が買ってきたお茶菓子を出してくれる。



「・・・・・・」

「あーお前かユウタは。お前うちの学校で働いてみろ」






会って10秒で就職決定。







何か、断れない雰囲気だった。
先生が足りないんじゃなくて、先生が誰もいないとのことだった。




2009年1月10日。
人生で初めて就職が決定した。
当時はまだ言葉も知らない「若年者支援」の
業界の扉に手をかけた瞬間だった。





翌日から
未だに詳しいことがわからないまま、
とりあえず心配してもらってた人たちに
直接、電話、メールで報告した。


「オレ就職決まったっぽいです」

「山の方行くみたいです」

「フリースクールっていう学校らしいです」


これ以上聞かれてもわからない。
自分のことだが、この時は本当に
これくらいしか分からなかった。




大学の野球部同期に報告した時だった。
彼も教師を目指した仲間。
数年前に超難関を突破して今も現職に就いている。

その彼が「フリースクール」という言葉を聞くと
「たしかそういうことしてる人がいたような」と口を開いた。


この職種について、もちろん何も分からない。
なんとなくのイメージはあっても、
同じような学校、団体があるなんてことも分からない。


そんな時に紹介してもらった本が
この『ダッセン』であった。

偶然にもこの本を紹介してくれた彼は、
著者の長岡氏と同じ高校の出身だった。



言うまでもなく、
この時はじめて、こういう業界が日本にあることを知る。



早速アマゾンで注文。
いつものようにすぐ届く。



そして、雪が舞降る2月の上越市。
しっかり梱包された小包をあけて真っ赤な顔をした本と初対面。

『ダッセン』との1度目の出会いであった。



この後、本を読み進めるうちに、
齋藤は不思議な体験をすることになる。








長くなってます。
エクアドルは今ほど12時を回りました。

これ明日の朝見れますでしょうか。^^


もうちょい続きそうなので
続きはまた明日よろしくお願いします!
毎回見ていただいてありがとうございます^^




ぜひ買って、読んでください!という宣伝は明日やらせていただきます!
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・おかえり
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気が進まないと思いますが、
以前友達だった方、
見つけたらどうぞよろしくお願いいたします!

  


Posted by サイトウ ユウタ at 14:30Comments(0)

2013年10月30日

エクアドルに持ってきた本①

全然ブログ書いてませんでした。
野球やってんのか?と言われても言い返せません。
いや、やってますよ^^

ネタがない?

時間がない?

ご想像にお任せします!


ということで今日はブログ書きます!

さっそくですが今日は、
少し野球と離れたことを書こうと思います。
(いきなりか!!毎回離れてるし野球ネタないんだな!)

今日から2回くらいに分けて
「エクアドルに持ってきた本」について書こうと思います。

よろしくお願いします^^


+++++++++++++++++++++++++++++++++


エクアドルに向けて日本を出発する前日。
2013年1月9日。
オレは何一つエクアドル出発の準備をしていなかった。

いや、
激安コンタクト2年分だけは怪しいサイトを通して通販で購入済だった。

さすがに少し焦って、
のわりにダラダラ準備し始める。

職種が野球と言うことで、
荷物の大半を野球道具が占める。

何も考えずにスーツケースに詰めてくと、
びっくりするくらいの重さになる。

ので減らす。


ちなみにこのときの荷物の重量上限は
スーツケースの重さ込で23kg×2個。


46kgだから楽勝、と思うも
やってみると意外とすぐ埋まるもんだ。


結局、大雑把に言うと、
野球道具
ジャージ3着、
コンタクト2年分
パソコン2台

で落ち着いた。

これから海外で野球指導をやろうとする方にはぜひ参考にしていただきたい。
(全然ならない!)



加えて、本を持っていくことにした。
まず野球関係の本。
特に投手に関する本。

だって今回の募集は投手コーチ。
何たって齋藤は投手やったことがない。

もちろん履歴書にうそを書いたわけではないが、
いまだになぜ採用になったか謎である。



分けも分からないうちに行われた
2月の記者会見。

「日本から来たピッチャーの齋藤勇太さんです」

と紹介された。

何なら現地の新聞にも書かれた。
しかも「彼が望めば3年契約するわ」とスポーツ連盟会長。

ソフトボールに行けば、全員にピッチャー扱いされた。



詳しくは別の機会に書こうと思う。






それはおいといて、もう一冊。


『ダッセン』
長岡秀貴著 HID BOOKS発行



教師を憎んで教師を志した人間が教師に救われて教師になる。
そして教師を辞めて学校を創る。




という内容。



長岡氏は長野県上田市で
「侍学園スクオーラ・今人」
http://www.samugaku.com/

というNPOの学校を運営されている。


パンパンになったスーツケースの最後に
この『ダッセン』を押し込んだのを覚えている。
(すいません最後じゃなかったかな。盛りました)


いつかブログでも別のダッセンを紹介した。
http://sai.niiblo.jp/e248142.html




エクアドルの生活で、
この本を初めて手に取った、
あの時の自分の気持ちを思い出さなきゃならんときが必ず来ると思ったから。




あんまり書くと逆に本が色あせちゃいそうだから、やめます。
のかわりに、には全然なりませんが、
この本と齋藤との出会いを書いて本の紹介とさせていただきます。

本だけでいいぜ、と言わずどうぞよろしくお願いします!



明日は齋藤がエクアドルに持ってくる最後の
ものと決めた『ダッセン』との出会いについて。。。




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男の二言でFB始めました!(2回目笑)
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二言の会
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等あたたかいお言葉ありがとうございます!

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Posted by サイトウ ユウタ at 14:35Comments(0)

2013年10月23日

エルバスの伝説①


やせました。
齋藤です。


今日は珍友であり同僚であります、
エルバス氏のちょっとした
エピソードをお伝えさせていただきます。

文章力が拙く申し訳ありませんが、
決してバカにしているつもりはありませんので
よろしくお願いします。




何回か紹介しています
同僚エルバス。

この人。



めちゃくちゃ
世話になってることには変わりないですが、
つい最近ちょっとした事件がありまして。

こんなこと。
http://sai.niiblo.jp/e287132.html


エクアドルでは、
大会毎にこういうルール違反が毎回出ることが想定され、
ルール違反用のルールも非常に充実しています(笑)

ここまでで、



エルバスは今大会Ponyへの関わり禁止。




一つ年齢が下のグループ、
Potrillo(ポトリージョ11-12歳)のコーチは
選手への暴言の度が過ぎるということで3試合出場停止。



の通達。




エルバスは、
もう一個齋藤と一緒に担当させてもらっているグループ、
初心者グループのみの担当になりました。


とにかく周りからの「圧」がすごかった。

親、

選手、

同僚からそれぞれ非難の嵐。

そんで本人、
それに関する会議無断欠席。



傷ついたエルバス。

「今はツラいけど、時間がその傷を癒してくれるさ。
それまで辛抱しよう」

と、口に出しては言いませんでしたが、
そんなこと思ったり思わなかったり。

とりあえず、
何か良いキッカケがあることを祈ってました。



するとタイミングよく、
担当する初心者グループの選手を対象とした試合が決定。






これはチャンスだエルバス!!







エルバスも人間だ。

間違いはある。

これを機会に少し落ち着こう。

終わってしまったことはしょうがない。
言い方は申し訳ないが、
オレも勉強になった。
これをキッカケに気を取り直して
お互いまたがんばろう。


そんな想いが齋藤のアタマを駆け巡りました。






試合会場は、
バスで40分程のところにある
EL RECREO(レクレオ)
という球場。

幸いにもバスの手配もスムーズに進みます。
バスを待つあいだ、選手はもちろん、
初めての子どもの試合を見る親御さんも少々興奮気味。



今日という日が彼らにとって特別な日になりますように。



Ponyの練習があったので、
齋藤は同行せずに引率はエルバスのみ。

どんどん上手くなる選手達の
初試合を見たい気持ちは大アリでしたがしょうがない。


元気に手を振りバスに乗り込む選手達。



さー頑張ってこい。
明日目一杯試合の話を聞かせてくれ。
そして、エルバスのココロを癒してくれ。
お前らなら出来る。





次の日、
いつもの予定の時間に集まる初心者の選手たち。
ジラすのも何なんで直球勝負。


「どうだった!?どうだった!?」


と聞く齋藤。


「よかったー」


とウスめの反応をする選手達。



そっか。
思うように行かなかったんだね。
でも打てなくても、負けてもいいさ。
昨日が君たちにとって特別な日であったなら。
だって、そうだろ?
さあ、今日からまた練習しよう。



すると、
正面入口からズタズタと
スゴい勢いで球場に来る保護者1名。
明らかに選手達の静かな雰囲気と合ってない。

そのまま事務所へ。
何やら事務所の方から凄まじい声が聞こえる。

耳をダンボにする。
(これ最近言いませんか?)





「エルバスがうちの子出さなかったのよ!!」






!!!!・・・・・・・・。







えーーーーーー!!!!








ダンボにしたため、
この部分は聞き取れました。

後で詳しく聞くと、
エルバスは自らが別に召集した経験者、
プラス年齢が上の選手を試合に出場させ、
初めての試合に集まった初心者グループの選手を
出場させなかったそうです。



癒すというより、

全然傷ついてなかった!!!!





まじココロ強いよエルバス!

不動心を持つ男エルバス!

自分貫く男No.1エルバス!

空気とかオレには関係ない男エルバス!




日本で講演会開いてください。
そしてその極意を一人でも多くの人に伝えてください。


題目
なぜ私はこの選択が出来たのか

副題
エルバスがエルバスであるためのたった1つの方法





今回もやらかした感じですが、
最近はこの初心者グループの人数が増え、
活動がますます盛り上がってます。

他のエクアドル人コーチがサボったり、
初心者を敬遠したがる中でも、
エルバスは決してそうしないということも
このグループが盛り上がった大きな要因だと思います。



アップで取り入れている四股踏みの様子。





エルバス氏、
めちゃくちゃ色々ありますが笑、
見習わせてもらうとこもたくさんあります。
何事も、
そんな感じで受け止めていけたらと思います。

エルバスの伝説はまだまだ続きそうです。



長々最後までお付き合い
ありがとうございました。

さー週末は試合でそれが終わればもう11月。
寒くなりますが、
皆さん体調に気をつけていっちゃいましょう。


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Posted by サイトウ ユウタ at 13:22Comments(0)

2013年10月21日

大人の野球大会


今週から
「campeonato de mayores」(大人の野球大会)
が活動先のYEYO URAGA(球場)で始まりました。
主催も活動先の野球委員会です。



最初の試合前日。
突如トラックから大量の砂がぶちまけられました。
芝生の上に。



丁寧に内野にも配分。



加えましょう。
YEYO50の不思議に。
なぜぶちまけたのか未だに謎ですが、
この時間がない非常事態に
ボクシング、サッカー担当の職員も駆けつけて作業。
みんなグチってましたが、さすが。

完成!!



記念に内野に足を進めると違和感。

そこはどこか懐かしい場所。

「お前はあっちね!おれはこっち!」と

沈む夕日を横目に辺りが暗くなるまでトンネルと掘ったあの日。

頂上から水が綺麗に流れた時の快感。

体中ドロンコになって遊んだ日々。









これ、砂場!!









外野も含めて今までの人生で
見たこともないくらいフカフカになりました。

少し分かりづらいですが。
(なぜかこの写真だけ小さくなりません!!)






で、昨日は土曜日だったので、
その開会式が行われました。

集まる選手達。





開会式に駆けつけたYEYOの選手。




チアの方々①





チアの方々②




チアと美女の方々




少し肌寒くなった開会式終了後、
予定されていた試合が行われました。
初めてエクアドルで大人の試合を見ましたが、エキサイティング。
ほとんどソフトボールで顔なじみの選手ですが、
とにかくパワーがスゴい。

少なめの照明の中、
20代の選手も40代の選手もハッスルプレー続出でした。




ちなみに齋藤もたくさんの方から
一緒にやろうとお誘いを受けました。
が、断念。
毎試合の開始時間が夜8時で終わるのは11時、
ということもありましたが、
(グアヤキルで家帰って12時って!ちょいと危ない)
外国人は2年以上エクアドルに住んでいる選手のみが登録の対象でした。


見て勉強させてもらいます^^





エクアドル野球が抱える問題の一つに、
15歳以上の選手が少ない、
ということがあります。

15歳を過ぎると、
勉強・彼女・ディスコテカ(日本で言うクラブみたいなところ)
が忙しくなり、野球をやめてしまう選手が多いそうです。

現に、
国内で野球が一番盛んなグアヤキルでも、
各大会Juvenil(16-18歳カテゴリー)で
登録されるのは2、3チーム。



少ないのです。




日本で盛り上がる年齢層で。





青年期までの活動の検討は技術向上、普及等を含めて必要。
同時に青年期以降の育成・組織がしっかりしてくると
国際大会等への出場機会も増え、
結果的に国の中の野球の認知度とレベルもあがってくるのかな、
と思ったりします。

ちょうど先日、
汚職でストップしていた国の野球連盟の活動が
何年かぶりに動き出すというニュースも。
青年期以降の活動にも期待。



この大会の開催は、

「大人になっても大会がある」

「Pony終わっても野球やっとくか」

「野球ってイイ!!」

というメッセージを青年期の選手に伝える、という
目的も含んでいるのかもしれません。


というか、
ちょいと時間はかかるかもしれないですが、
いろんな形と手段でそれを伝えていくこと、が
必要になってくると思います。



エクアドル野球チームWBC優勝!!
のためだけではありませんが、
エクアドルでの野球普及と技術向上のためには。



来月、
グアテマラにて中南米野球指導に関する研修会が開催されます。
本日資料提出完了。
グアテマラにはキャッチボールした人と、
勝手にアニキと呼んでる人がいます。


他の国は15歳以上どうなってんだろ。。
ディスコテカ事情は。。


聞いてみましょう。


また報告させていただきます!



  


Posted by サイトウ ユウタ at 16:00Comments(0)

2013年10月16日

びっくりと勝手にと


びっくりしたい。

自分がびっくりしたいと思いやめたことがあります。




それは、Facebook。




確か、
2ヶ月くらい前のことでした。





日本に帰った時、いろんな方に挨拶に伺いたいと思っています。
(来なくていいと言われても行きますからね^^)
その時、話す事がなくなっている、とまでは言わないまでも、
話してて、

エーッ!

オーッ!

マジーッ!

ってなった方がもっと面白くなるかも!
と思ったのも理由の一つです。



え!?彼女できたの、幾野!?

え!?老けたね!

え!?おでこ広くなってね!?

え!?社長になったんですか!?

え!?全然変わってないね!



ってな感じで。


で、2ヶ月過ごしてみて、どうだったかと言うと






不便。








This is 不便
(英語は出来ません)







Este es 不便
(スペイン語)







もはや、
アカウントを削除したその日に
パソコンのアドレスを連絡帳に整理してるときから、
マジやめなきゃよかった、と
何度思ったことか。
つか、アカウント消すまでもなく、
そのまま出よかったじゃん、って。



結局そんな生活にも慣れてきました。


逆に、
今ハヤリのFacebookをやめる。
そんなハヤリと逆を行く自分。
これはキテル!!!(イタい^^)


もはや、
おれにFacebookは必要ない。


謎に満ちた神秘的な男。
人がココロのうちを探ろうとしてもなかなか分からない男。
常に煙たがられるけど、フとした拍子に見せる優しさ。
それをカッコいいと思ってくれるあなた。


おれはいつか、
そんな男になるんだ。
いやなってやる。
フとした拍子に優しさ見せるんだ。
よーしやるぞ、と
ココロに決めて今思うこと。










やっぱ
Facebookやろう。









あの時のびっくりしたいという気持ちは変わりません。
やる、やめるは完全に個人の自由ですが、
少なくとも今の自分にとっては、
情報を共有したり、勉強したり、そして皆さんから元気を頂く
一つのツールとしてFacebookは必要でした。





Facebookやめて初めて分かりました。





むしろ、
この時代の繋がりというのをもう一度考える機会になり、
意識が強くなったかもしれません。遅いけど。




お前がFacebookやったり辞めたりする理由なんか
聞きたくねーし、興味ねーよ、
とおっしゃるあなた様。


おっしゃる通りです。


申し訳ありませんでした。
でも、
言いたかったのです。

男に二言はありましたが、
よろしければ、どうかもう一度
面倒を見ていただけますようよろしくお願いいたします。


あの時寂しがってくれた皆さん、
本当にすいませんでした。(いたのか?)
都合良く戻らせていただきますが、
どうかもう一度よろしくお願いいたします。


言い訳みたいですいません。(それが言い訳です!)
ということで、
本日よりFacebook再開させていただきます。



皆さんから頂く元気に負けないよう、
タメになるか分かりませんが、
ささやかなエクアドル情報と
新鮮ギンギンな齋藤勇太をお届けさせていただきます。



勝手に失礼しました!
今後もよろしくお願いいたします!



齋藤勇太


  


Posted by サイトウ ユウタ at 14:37Comments(0)

2013年10月12日

40秒


決まりました!

エクアドルW杯出場決定!!


パチパチパチー
ウルグアイに1−0で勝利しての出場決定でした。


パチパチしてるあたり
完全ミーハーですが、まーそんだけ喜ばれると、
別に関係ないのにパチパチしたくなったりもするわけです。


ミラーニューロンだ!

知ったかか!



今はちょびっと関係あるエクアドル。
パチパチは本望です^^



さて、今日はグアヤキルの独立記念日の代休、
ということで、予定されていた試合が中止になりました。
(もはや分かってることだから最初から予定に入れんな!)


ということで、
家で家族と一緒に試合観戦。


街の電気屋さんやスポーツバーも
毎回試合になると人がごった返します。
ましてや、今日は休み。
もはや国民の100%がこの試合を見ていると思われます。




試合開始。


マジ、エクアドル怒濤。
とにかく前、前、前。

毎日の通勤で見る車体をブツけ合いながらも
割り込んでくる車たちが頭に浮かびます。



もはや日常の交通事情、
あれが人の人格形成に少なからず関係しているのではと
確信した瞬間でした。



エクアドルは一方通行が多いんです。
だから、左右というより前だけを見て、
どこをどういったら少しでも先に行けるか、
と3手、4手先のことをいつも考えています。



だから、もろもろの感覚がものすごいんです。




きっと、
この先をよんでスペースを見つける、車体を寄せる、カベをつくる、
というエクアドルの交通事情もエクアドルサッカーのスタイルを
つくっている重要な要因と言えるでしょう。






日本にいるエクアドルサッカーファンの方、

すいませんでした!!





さて、けれども何か様子がおかしい。



100%試合を見ているはずの近所の人がやけに静かだ。
いや、正確に言うと、チャンスやピンチの時に静かだ。




盛り上がるタイミングがズレている。




うーん
ゲームだな、と納得。




試合開始から20分程経過。




やはりおかしい。




何かがしっくりこない。




やつら(近所の人)が盛り上がる時間を見てみる。



試合が盛り上がる時間を見てみる。





やつらが盛り上がる時間を見る。



試合が盛り上がる時間を見る。




あることに気づく。



40秒ズレてる。



確かに
近所の人も確かに試合を見ていました。

しかし、電波か何かの都合で、ステイ先のテレビより
40秒はやく試合が進んでいたのです。
いや、ステイ先のテレビの電波受信が遅いのか。



とにかく、それに気づいてからは試合の見方も変化。



チャンスだ!と思っても、
そういえばやつら40秒前に盛り上がってなかったから
何もないか、と思う自分。



サムッ!!



オー!!!という声が聞こえると
何も進展のない試合展開を見ながらも、
もうそろそろチャンスだ、、、、ホラね!
解説者気取り。



セコッ!!!



試合終了間際のドキドキ間を40秒早く終了させ、
目の前のテレビで出場決定が決まった時にみんなでパチパチ。



エクアドルチーム
2014年ブラジルW杯出場決定。
ということは、
日本と対戦する可能性もあるわけで。


そうなったら身の安全を守るために
当分はエクアドルチームカラーの黄色いTシャツを着て
通勤しようと思います。

青は着れない。。。


まーそれはまた後の話!
スポーツバーに日本代表のユニホーム着て乗り込むのもスリリングかもしれません!
(中国から流れてきたと思われるが、たまに売ってる)


何はともあれ、
おめでとうございました!!





  


Posted by サイトウ ユウタ at 15:28Comments(0)

2013年10月09日

思い出したこと


思えば、人生の中で
日に当たり続けてる日数記録と
半袖着続けてる日数記録更新中です。

もう10月。
日本はそろそろ涼しくなる頃でしょうか。
半年くらいほとんど雨が降ってない、
これから暑さ本番のグアヤキルより齋藤です。


興味津々な方も多いと思うのです。


どんな所に住んでいるの?

街の様子はどうなの?

職場は?

どのくらい黒くなったの?

エクアドルの美人は美人なの?



いやはや興味津々
いただきありがとうございます。

興味津々でない
9割5分の方もありがとうございます。

お前はいいけど美人は。。
の方もありがとうございます。


興味津々。。。
上田で食べた
天津飯食いたくなりました。


ということで、
本日は出血大サービス。
現在生活する自室を紹介させていただきます!


「自分でやりたい」と何度言っても練習に行ってる間に
掃除されてしまう自室。




家の正面から。きれいな塗装。
左下がステイ先。その他は他人が住んでます。



横から。基本、道路に面しているところ以外はこんな感じです。
見た目重視、ではなく正面重視!!



家の前の道路。



ついでに通勤バス。バスひろいます。


この後に続きます。



優先席表示。
細かいとこまで描かれています。



家を出て、バスに乗りこみ1時間。
こんな感じで
毎日ユニホーム来て通ってます。


黒さとエクアドル美人との写真は。。。
多すぎて選ぶのに時間がかかるので、
また後日お届けしますね。





どこかで聞いた言葉、
フと思い出しました。


一生懸命だと知恵が出る。
中途半端だと愚痴が出る。
いい加減だと言い訳が出る。


武田信玄氏が言った言葉だそうです。


前回の投稿とその行動にドンピシャ。


題目がグチだったもんなー。
つまりグチ言う余裕があったということ。

まだまだ足りてねえな。
あれが。

いつも後から気づくんですが、
自分が思っている以上に
色々なヒントがあるのかもしれません。

今日という日に。

後から気づくから、またいいのか。



よーし。




いくぜ。



  


Posted by サイトウ ユウタ at 11:54Comments(2)

2013年10月05日

グチ

あまりグチは書きたくない。
できれば何かあっても「さすがエクアドル!」と
笑って流したい。


けど今日は書きます!


ほぼ毎日練習に来ている
バティスタという選手がいる。
この バティスタ、
元々はドミニカ共和国出身。
父親が宗教歌を伝導する都合?でエクアドルに来ている。
いつも父親と母親と球場に来る、愛に満ちた家族。


今年のWBCで優勝したドミニカ共和国。
メジャーリーガーの出身国をみても、
アメリカ以外の国の中ではダントツで多い。
(2012年は856名中95名がドミニカ共和国出身らしい)
まさに野球大国。

が、彼はほとんど野球初心者だった。


5月に開催された連盟主催の大会で
「今日が初めての試合の人」の質問に
手を挙げた一人。
http://sai.niiblo.jp/d2013-05-19.html

その大会終了後、
連盟選抜チームが結成されることになり、
試合から離れていた。

ほとんどの選手が午前中に学校へ行き、
午後練習に来る。
バティスタは午後に学校があるため、
午前中に練習に来る。

午前中の練習は選手が少ない。
紅白戦ももちろん出来ない。
つまんない、って思うこともあったと思う。
それでも、毎日笑顔で登場する。


このバティスタにチャンスがやって来た。


今回の大会の選手登録で一つ空きが出た。
以前紹介したエルバスに迷わず推薦。
そして通った。

先週末、2週間遅れで大会始まった。
初戦、8番セカンド バティスタ・ジョスエ。

試合前、
セカンドを守る選手が風邪で欠席との連絡が入り、
いつもセカンドの練習をしているバティスタを指名。
何より、練習に毎日来ているんだから出るべき選手だよね、
とエルバス(PONYを担当するもう一人のコーチ)と確認。
初めてのクラブチームとの試合だ!


試合開始。
開始直後から先発ピッチャー乱調。
エルバスの怒りメーターが今日も振り切れる。

急にグラウンドへ出て行きピッチャー交代。
初回にほとんどの選手の守備位置を変えて、
なんとバティスタをライトへ。

「ちょっと待ってくれ」の声届かず。

変わった初球、
平凡なライトフライをバティスタが落球。

エルバスがキレる。
2回の攻撃時にバティスタを変えると言い出す。

「まだ2回、もうちょい待ってくれ」と言う。
それでも聞かない。

今大会のルール上、
先発メンバーは最低1打席バッターボックスに
立たないと交代できないことになっている。
バティスタは8番なのでまだ打席に立っていない。
つまり、交代はできない。

エルバスはそれを知っている。
(大会前に彼から聞いたから)

それを言う。
それでも聞かない。


もう一回言う。
聞かない。


キレ気味に言う。
聞かない。


キレる。
「勝手にしろ!」


交代。そして、
交代を審判に告げない。

バティスタの父親がブチ切れる。
便乗しやすいエクアドル人。
保護者全員が試合中ベンチ横に。


エルバスは話をしないから齋藤に抗議集中。


今までもこういうことはあった。

今までの人生で一度も間違いを犯していない
とでも言うかのように振る舞い、
プライドも生半可なく高いエルバス。

もちろん彼は経験が豊富だ。60歳くらいだし。

コーチとして尊敬している。


でも結局キレてしまった。
試合中に。

試合中そういう態度をとってしまったことと、
結果的にバティスタを守れなかったこと。

情けなすぎた。


ベンチで齋藤を気遣うバティスタを見て、
キレイゴトばっかり言ってる自分に嫌気がさした。
自分のことバカなんじゃないかと思った。

エルバスなんてどうでもいい。

ようは自分。


何が規律だ。
何がまだいけるだ。


一番学ばなければいけないのは自分だった。


翌日午前、
この件について話し合う会議にエルバス無断欠席。

午後「会議どうだった?」と何もなかったかのように
質問してくるエルバス。


それはそれ。


こういうのもひっくるめて、
試されてる気がする。


もう終わった。次だ次。

グチと題した今回の投稿。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回から通常バージョンでお届けさせていただきます。


バティスタ13歳。
日本からの道具を受け取って一言!見れますでしょうか。
よーしいったるぜ!


見れないようなので写真です。
次はyou tubeかな。。
バティスタと父親。



  


Posted by サイトウ ユウタ at 12:43Comments(0)