Ecuadoreir→中々実家に戻らない長男の日記→やっと戻った長男の日記、を経て。たぶんこれが最後、NPO法人プエルタ・ハルの日常を自由にたまにまじめに綴る場所です。

スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by LOGPORT運営事務局 at

2013年11月29日

グアテマラへ


初心に戻ろう。
まずは形から。

さわやかになろうと決意し変更したテンプレート。
ある程度、自分が爽やかであることに気づきました。
少しの注意で、普段気づかないようなことも
以外と簡単に気づくものです。

ということで、
テンプレートを戻します!


こちらでは先ほど28日23時25分。
家に帰ってきました。齋藤です。
実に17時間くらいユニホーム着てました。
もはや私服です。


実は、明日からというか、
もう今日からですが、
中米のグアテマラに行ってきます。
中南米のJICA野球隊員
(グアテマラ・コスタリカ・エルサルバドル・ペルー・エクアドル)と、
その同僚が集まって、
活動紹介や問題共有、効果的な指導法の研修会などが行なわれます。


また、現在ドミニカ共和国にあるLAドジャースのアカデミー(若手の育成機関)で
コーチをされているアントニオ・バウティスタ氏が講師として来られます。
企画してくれたグアテマラの関係者の皆様、
まだ始まってませんがありがとうございます!

グアテマラでは会いたいと思っていた方とも会えそうです。
たくさん学ばせてもらいたいと思います!





ところで、
何で今日に限ってこんなに帰りが遅いのか。


今日連盟の職員が集まる会議がある。
ぜひそこで研修会で発表する資料を披露してくれ。
ユータの練習にもなっていいだろ。
20時過ぎに終わるから車で送って行くよ!


とやや強引に、いやかなり強引に会長に
誘われて渋々参加を決意した会議。
あの決断から歯車が狂ったのは間違いない。


22時を過ぎてクリスマスパーティーの内容をどうするかと楽しそうに、
そしてかなり真剣に協議している姿を見て、
今日中に帰れないことを決意しました。


8時を過ぎての帰りの手段を心配をしてくれたことはありがたい。
実際夜は街中に出ない方が無難です。
けれども、その前に明日の(今日の)午前2時半に家を出発しなければならないと
訴える日本人の言葉をほんの少し考えてくれたら。。。


22時に差し入れされたコカコーラ。
ブログに書いてやろうと思いました。



でもまー書いたからいいか。




簡単に今週の報告です!
週末に行われた試合、サヨナラ負けでした!!
サヨナラエラー泣!

要所はもうちょいですが、
来年は絶対もっと良いチームになると確信しました。

土曜日に最終戦。
勝てばプレイオフに進出できます。
齋藤出れないのが残念!
(選手は嬉しがってたりして!)




今日は木曜日でしたが、選手から


ユータ明日(金曜日)から居ないんでしょ?
じゃあ今日(木曜日)道具部屋の掃除した方がいんじゃない?


という言葉が。


周りが拒否反応すると思ったらそれもなし。


普段はあんまり掃除に乗り気じゃない選手だったけど、
ちょっと嬉しかったなあ。




一押しのオリン
彼は熱いハートを持っている戦士の一人です。
やっぱりこういうのも真剣にやるし、集中する。

見習いたいです。




ジェレミー。ジャマをしてるのか興味を持っているのか。




学校を辞めたことをグチるミゲル。



皆さん調子はどうですか?
齋藤は何とかやらせてもらってます。
ゆーっくりを忘れないように突っ走りたいと思います。



出発は午前2時半。
気づけばあと一時間。

これから準備して、
ちょいちょいエンジン掛けていこうと思います。



  


Posted by サイトウ ユウタ at 15:40Comments(0)

2013年11月23日

丁寧に行こう


「手が痛い」と言い残し同僚が姿を消して一週間。
2グループを一人でやらせていただいています、
齋藤です。

11月も終盤。皆様
いかがお過ごしでしょうか。



一つ一つ丁寧に行こう。
ここ最近よく思うことです。

昨日、ある選手が練習中にキレました。
理由は、打てないから。

まーこれはよく見る光景です。


キレるとどうなるかというと、

道具を投げ散らかし、
一度どこかにいなくなり、
帰ってきても練習に参加しない、
誰の話も耳に入らない

という、
何ら予想と違わない行動をとります。


この選手はチームの中で影響力のある選手です。
が、幼い。


何かあれば話をします。
しかし、彼にもプライドがあります。
例えば、全員の前で何か言われても納得できるはずはありません。


個人で話をしても、
気持ちが高ぶっているときは聞くはずもありません。
(でも「個人」は他の選手にも共通して効果ありと感じてます^^)


落ち着いた時に話をして、
その時は納得したとしても、
そういう状況になればすぐぶっ飛びます。



彼の習慣。
こういう行動をとることが、
彼にとって気持ちをコントロールする習慣のようにも思います。



齋藤も感情的になるときも多々ありますが、
この状況でそれは無意味なことを自分なりに学びました。

丁寧か丁寧じゃないかというと、
感情的になることは丁寧じゃない方に入るかもしれません。


丁寧ってどういうことだろう。


普段丁寧じゃない齋藤にとっての丁寧。
例えば普段使わない新しい単語を一つでも良いから
こういう時の会話に入れようと思っています。

選手がキレた時用の単語集、
とでも言いましょうか。

「何のために野球をやるんだろう」
併せて質問し、自分自身にも問いかけるようにしています。



練習終了後、彼から
「ちょっと練習に付き合ってくれ」
との申し出が。

いつもはサッとどこかへいなくなる
道具部屋の掃除を終えた後、
同じようにヤンチャな弟、そいつより飛んでる選手、齋藤の
4人で普段は彼らが大嫌いなTバッティングを繰り返しました。


こういうときの話は聞く。


お前はチームにとって大切な選手だ。
もちろんオレにとっても大切な選手だ。
お前が笑えばチームが笑うし、お前がチームの誰かを助ければ、
チームみんながお前を助けてくれる。
お前なら出来るとおれは思うんだけど、お前はどう思う?



新しい単語が出てきませんでした。
まだまだ勉強不足です。
まだまだ丁寧不足です。


時間はかかる。が。
掃除も、練習メニューも、話も、生活も、
置きにいく、キツキツにやる、
とは違うけど、丁寧に行きたいものです。


質問に対して「そりゃできるっしょ」
と力強く言った彼の答えを見守っていくためにも。



もうこんな時間。
昨夜はラジオ聞きながらオチてました^^

これから試合行ってきます!





いつも行く食堂、
いつも座る席の目に前に昨日からはられたポスター。


  


Posted by サイトウ ユウタ at 22:20Comments(0)

2013年11月19日

増えたものと増やすもの


先週末の試合も勝ちきれませんでした。
目に見える原因ははっきりしています。

終盤のエラー。
前半勝ってて、終盤逆転負け。


つまり、
集中力が続くときと続かないときの差が激しい。
前回の試合では目立ちませんでしたが、
ここ最近、同じようなケースが続きます。

相手のプレーによって変動大。
偶然創られる「集中できる雰囲気」が多いです。


試合途中でのペットボトル支給。
円陣を組む。(盛り上がる^^)

なんてことも試してますが。
逆効果かな。



さて、どうしたものか。



やっぱり普段。
が、毎日の2時間の練習でも
後半は集中力がバッサバッサ切れます。

むしろ些細なことでトゲトゲする思春期。
練習前から野球以外のことを引きずって来場する選手もいます。

むしろ来ない選手もいます。


ただ、野球は好きなのです。
それは伝わってきます。

でも基本的に練習は重要ではない。
でも試合で良いプレーをしたい。(というか出来ると信じ込んでる^^)
そして勝ちたい。(というかいつも勝てると思っている)


ある意味、超ポジティブ。


この強み活かす方法があるはずだ。


最近、特に午前のグループは良い練習が出来ていると思います。
試合でもはっきりと分かるくらいに変化が見られます。


例えば、
試合後半でも集中できるようにと、
飽きてくる練習の後半は出来るだけ試合形式の練習を
するようにしています。
(前半は守備の基本と連携、Tバッティング等)


午前は人数が少ないですが、
例えば9人集まったとすると2チームではなく
3人×3チームを結成。

Aチームが打つ時には、B,Cチームが守り
Bチームが打つ時には、A,Cチームが守り
Cチームが打つ時には、A,Bチームが守り


という感じです。
待ってる時間(集中力が消え去る時間)も
節約でき、守備陣も2チーム時より多人数で効率的です。

また、違うチーム同士での守備、加えて6名の守備陣なので、
必然的に打者によりどこに守備位置をとるか考えなければなりません。
そうなると、集中してる選手もポツポツ。

まーやっぱり2チームが良い選手も多いですが^^


午後はいまだに手強い。
が、やはりこちらもちょっとずつ感じるものがある。

ちっとずつだな。


見方によっては
良い試合が出来るようになっているとも言えます。
前半から大崩れする試合が以前より減りました。
もちろん課題を受け止めつつもそう考えたいものです。

そして、良い試合が出来始めているのに
「こいつらに勝ってほしい」
と思うことは必要以上の欲なんだとも思います。
いろんなお考えがあると思いますが。

どちらにせよ、
まだまだまだまだ修行が必要です。


何か練習方法でアイディアがある方はぜひ教えてください!
よろしくお願いします!
y.saito0820@gmail.com



練習ボールが増えました。
視覚から攻めると、話を聞く。
1個1時間!手が痛い。集中力を増やす効果はいかに・・・
当分は自分で実験台になってみようと思います。









++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

男の二言でFB始めました!(2回目笑)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006769814614
二言の会
http://sai.niiblo.jp/e290168.html

・おかえり
・男は二言三言当たり前
・男は流れるままに突き進むべし
・(笑)

等あたたかいお言葉ありがとうございます!

気が進まないと思いますが、
以前友達だった方やそうでない方
(そうでない方お手数ですができればコメント頂けるとありがたいです!)
見つけたらどうぞよろしくお願いいたします!





  


Posted by サイトウ ユウタ at 12:44Comments(0)

2013年11月16日

時は何なり


今週初めの2日間、
首都のキトに行ってました。
今月末にグアテマラで開催される、
中南米野球指導研修会に参加するため、
パスポートに渡航先の追加を行うためです。


久々なキト。
めっちゃ静かに感じたんですけど。
人とか空気とか。

今まではそんなに感じなかったこの感覚。
もう自分の脳みそはコスタ(海沿い地域)色に
染まってるんでしょうか。。。


コスタ色。。。
コスタ臭。。。
コスタ約束。。。
コスタ仕事術。。。
コスタ的人間。。。



それもちょっとイヤだ^^




夢を語った部屋の窓から見たキトの街並み。

時々止まって動くのみ。



ということで、
本日は齋藤の脳みそが最近感じた、
小さなコスタ(エクアドル海沿いの地域の通称)
をご紹介させていただきます。


クリスマスの話。
12日、キトから帰ってきたら家がこれ。

ここぞとばかり、
めっちゃ気合入ってるんですけど。


昨日、職場のエクアドル人に話したら
「早すぎる、早すぎる」って鼻で笑ってましたが、
どうやら職場のYEYO URAGA球場にもクリスマスツリーが立つそうです。


「いつですか」と聞くと、

「来週月曜日」とのこと。


もうすぐじゃん。
あなた全然鼻で笑えないじゃん!
つか、先越されて、むしろ悔しそうなんですけど!


はじめの頃は、
「鼻で笑ってたのに時期が変わらない」ってことを
気づいても流すことが多かったのですが、
最近はあえて乗ったろうと突っ込みます。

これがコスタ。

そして、おそらく来週にはツリー立ちません。




マンゴーの話。

先週、以前食べたマンゴーの話を球場清掃員にしたら、
「ちょっと待ってろ」と自分の仕事そっちのけで
気によじ上りマンゴーをとってくれました。
(職員に見つかると怒られます^^)

これ。


これ実はめっちゃくちゃ酸っぱいタイプです。
まだ若いのです。
正直齋藤苦手ですが、
この酸っぱマンゴーにさらに酸っぱな塩付けて食べるエクアドル人は多く、
地元民には熟したマンゴーと並んで人気です。

その話をまじめな職員にすると
「紙に包んで、2日間袋に入れると甘いマンゴーになるよ」
といつも通り丁寧に教えてくれました。

何よりこの職員、膨よかだしね。
経験とか、工夫とか、知識とか。
食べ物のことで間違いはない、と確信しました。
これ。

「寝かせて甘いマンゴーになりました!」とブログで紹介しようと撮影。



でも、キトに行かなくちゃならん。
カレンダーを見ると紙に包んだマンゴーを次に開けるのは
5日後の13日水曜日。
少し熟し過ぎるかもしれないけど、まあいいか、と
コスタ人っぽい考えで納得する齋藤。














13日水曜日。袋をあける。












全然変わってねーし!!!


まー良いけどね!!!




これがコスタ。

そして、この変わらないままの酸っぱマンゴーは
熟し方を教えてくれたあの職員にあげました。




時間とお金についての話。

日本語で
「時は金なり」は、

英語では
「Time is money」

スペイン語では
「El tiempo es dinero」

です。


こないだ脹よかな職員に(何回もすいません^^)
何かの話から、
「時間はお金と同じくらい大事だよね」と言うと、

「私にとっては違う」

との答え。


何か深い!と思って訳を聞くと


「たくさん働いても給料は変わらないから」

とのこと^^




そう言うとごもっとも。
これはコスタだけじゃないか^^
人それぞれだから。



たくさんやることあるのに
クリスマスはもちろん
各イベント毎をトップに持ってくる優先順位とか、


言ったことと実際が違うこと多いこととか、


ことわざにも流されないその姿勢とか、



付き合ってて不便を感じることは少なくないけど、
冗談抜きに素晴らしいところだと思うことが増えました。


ふと考えると「違い」は面白い。
知的好奇心を駆り立てる理由の一つになる。


そんなことをコスタ人から感じ、
このブログを書く作業を通して自分に言い聞かせています。


腹立ったときは、ちょいと思い出してみようと思います。


これがなかなか難しいんだよなー^^


もうちょい野球ネタ増やしたいと思います。
自分の勉強のためにも。
今後もよろしくお願いします!



++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

男の二言でFB始めました!(2回目笑)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006769814614
二言の会
http://sai.niiblo.jp/e290168.html

・おかえり
・男は二言三言当たり前
・男は流れるままに突き進むべし
・(笑)

等あたたかいお言葉ありがとうございます!

気が進まないと思いますが、
以前友達だった方やそうでない方
(そうでない方お手数ですができればコメント頂けるとありがたいです!)
見つけたらどうぞよろしくお願いいたします!




  続きを読む


Posted by サイトウ ユウタ at 16:59Comments(0)

2013年11月14日

ちょっとした変化とちょっとした反論


夜も暑くなってきたグアヤキルより齋藤です。
街は一気にクリスマスモード。

ある商店の様子。各店舗に同じ商品がこれでもかと並びます。


さて、前回より遅れましたが(またか!)
先週末に行われた試合の報告をさせていただきます。


題してちょっとした変化シリーズ
お付き合いよろしくお願いいたします!


ちょっとした変化①

今回の試合相手は
ホームステイ先の父ちゃんが代表を務めるロホス。

常勝軍団のロホスですが、
今年はPONYの人数がなかなか集まらず、
父ちゃんも頭を悩ませていたとのことです。
(そんなに悩んでなかったけど)


その後、Rojosよりスポーツ連盟に正式な文書要請があり、
スポーツ連盟所属の3選手が今大会だけの条件でのレンタルが決定。
Rojosも大会に出場できるようになりました。


日本ではなかなかないことだけど、
ここはエクアドル。
このような方法が長い間行われてることをはじめの大会後に知りました。
選手が納得し、互いに試合への出場機会が増えるのであれば良い提案だと思い、
齋藤も納得していました。

※今回は正攻法ですが、その場決定、口約束だけの2重在籍は問題です。



つまり、ほぼ毎日一緒に練習している選手が
違うチームで対戦する、のです。


よく考えると得ですよね。
一試合なのに2つのチームで選手の成長が見れるんですから。

ということで、
いつもと違う感じでしたが決定してから、
とても楽しみにしていました。

3人ともたまにこちらの練習に来てくれたときは、
どんな雰囲気でどういう練習しているか、など他の選手に話してもらいました。
そん時はやんちゃぶりも身を潜め、たくましく見えるから不思議。

試合でも持てる力を目一杯発揮しておりました!




ちょっとした変化②

この試合で初めて、
ある同僚が試合中にベンチに入って齋藤を手伝ってくれたのです。
前回のブログで紹介した、道具部屋掃除に協力してくれたコーチです。

今大会では試合時に基本2人のコーチでチームを担当します。
が、エルバスがいない今w、齋藤はずっとひとりでした。
http://sai.niiblo.jp/e291204.html

エルバスの伝説


この同僚には以前から何回かお願いしていたのですが、
ドタキャンやら旅行やらでなかなか実現せず、
この日も試合の途中からでしたが、ようやく実現しました。


この同僚はかなり指導経験豊富なコーチです。60歳過ぎ。
とても勉強させていただいています。

が、一部を除いた周りからの反応がすこぶる悪い。
過去に国の野球連盟に務めていたステイ先の父ちゃんは、
あまりの仕事しなさと腹黒さからこのコーチをクビにしたらしいです。

※腹黒い、という単語あります^^solapado(ソラパド)


ハンパなかったそうです。


「協力はムリ、つかしない方がいい、ユウタは常に中立であれ」

と言われてましたが、
まーここで中立であれは激しく納得ですが、ねえ。


でもキッカケにはなりました。^^





ちょっとした変化③

基本難しいです。
南米の選手が12連敗してて、0-19で負けてる試合でやる気出すの。
というか、これ世界共通でしょうか。

さらに、
一つのエラーをみんなで非難、
それによるやる気喪失、
怠慢プレー発生、
エラー再発、
みんなで非難、、、


のスパイラルがこれでもかというくらい
ブルンブルンに回っていたここ最近。

他のコーチも来たくなかったそうです。
「難しいから」
これ直接言われましたから笑^^


前回、0-19で負けた試合から改めて選手に言い続けてきたこと。


試合中はチャレンジしよう。



途中から来たとはいえ、
変化②のコーチの力は大きかった。
終盤誰よりも熱くなってたw。
むしろ、このコーチが選手のケツたたいたから最後まで行けた。
これは間違いないです。

何より選手はスゴかった。
何度も何人もキレそうになる場面があったけど、抑えてた。
純粋に勝ちたいという気持ちがそうさせたんだろうけど、
とにかく最後まであきらめず、チャレンジしてた。


先発ピッチャー初回4四死球で1失点。
3回7四死球3失点。
我慢し過ぎw^^

逆転につぐ逆転。

最終回にもう一回逆転し、6-5で勝利!




ちょっとした反論①

③について、でも
これは変化とも言えるけど、変化じゃないな。

この日分かったことは、
選手らはチャレンジすることとか諦めないこととか、
そういう力を元々もっているということ。


そりゃ、
海物語のサム氏バリの出現確率のときもあるけど、(知ったかぶりすいません)
確実にもってる。これは言える。


もともと持ってるんだから、使えばいい。

使える環境を知らなかったら、使える環境を学べば良い。

使いづらい環境だったら、使いやすい環境にすればいい。


それを創るのはもちろん選手であるけど、
やっぱ指導者の影響も大きいと思う。



先はめちゃめちゃ遠く、
もしかしたら齋藤がエクアドルにいる間にそれは見えないかもだけど、
きっとその環境はこの国にも存在すると思う。


今の自分を支えることといえば、
そう信じることしかないように思います。


もちろん、彼らの姿がそれを信じさせてくれるのですが。



この試合、
3-5で負けてる5回に審判が「この回で終了」と言ってきました。
時計を見ると試合開始から1時間半が経過したところ。
ルールは2時間経過、もしくは7回終了時で試合終了。
審判は2時間経過を主張。

お天道様かんかん照りだったから、気持ち分からんでもないけどね。


絶対引きませんでした。
齋藤にとっても、ちょっとした変化だったでしょうか。^^



毎回長々お付き合いありがとうございます。
もうちょいまとめて書きましょう。
はいわかりました。

もうちょい写真がんばりましょう。
はいわかりました。


ということで、
また元気にお会いしましょう!!^^



++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

男の二言でFB始めました!(2回目笑)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006769814614
二言の会
http://sai.niiblo.jp/e290168.html

・おかえり
・男は二言三言当たり前
・男は流れるままに突き進むべし
・(笑)

等あたたかいお言葉ありがとうございます!

気が進まないと思いますが、
以前友達だった方やそうでない方
(そうでない方お手数ですができればコメント頂けるとありがたいです!)
見つけたらどうぞよろしくお願いいたします!



  


Posted by サイトウ ユウタ at 14:01Comments(0)

2013年11月10日

12連敗の終わりと変化


その数12。
今日までの連敗の数です。

本日脱出しましたー。
長かった^^


結果的に勝てた、
ということはよかったけど、それよりも
ここまでのプロセスをこの次につなげていけたらと思います。




昨日の練習終了後と
本日の試合でちょっとした変化がありました。
ので、
ちょっぴり紹介させていただきます。


まず、昨日の練習後。
毎週金曜日は道具部屋の掃除と道具の手入れを行う日。
今も何とか継続しております。
(毎日やりたいところですが、いっぱいいっぱいです^^)


が、実際は齋藤が担当するグループのみの実施でした。


もちろん
他コーチとそのグループの選手にも呼びかけますが、
なかなか協力というのは難しい。

日本の規律や情操教育に理解がある
一人のエクアドル人(野球委員会の人)が齋藤に言いました。

「彼ら(コーチ陣)は、新しい考えを学ぶことが大嫌いなんだ」



最初の頃はイラついてて、
「なんでやんねんだよ」と思ったり、口に出したり。


ただ思ったんです。
前回のブログにも書きましたが、
http://sai.niiblo.jp/e298318.html←(前回のブログ)
この国の野球には歴史がある。方法がある。
野球以外にも文化と習慣がある。


「なんでやんねんだや」って思う時、齋藤
そういうものへの尊敬の気持ちがどっか行っちゃってること多いのです。


嫌ですね。そんな奴。



逆だったら嫌過ぎますよね。
歴史と思い出がたくさんつまった自分の職場に外国人が来て、
いきなりあーだこーだと今までと違うこと言って。
上手く行かないとわーわーわー。



齋藤なら思います。
「じゃあ来んなよ」
「ここはお前の国じゃないよ」と。


齋藤が日本のそれをいくら正しいと思っていても、
それがエクアドル人にとって大切なこと、必要なこととは限らない。

むしろ、
邪魔なときだってある。

というか、
邪魔なことの方が多いかもしれない。



野球と掃除。日本ではよく聞く言葉です。
日本ではスポーツが教育の一環として考えられることが多いけど、
南米エクアドルではそれは通用しないんじゃないか。
むしろ、そういうことに目をつむって野球をやった方が、
選手はストレスなく野球を楽しめるんじゃないか。
そもそも、人間性が違う。



こういう考えは、諦めと言うのでしょうか。
それとも妥協と言うのでしょうか。



これからはこの手のコトの関して、
口を閉じた方が良いのだろうか。。。。


選手と同僚のストレスを考えて。。。。
















まー言い続けますけどね!!(笑)
(尊敬の気持ちは忘れずにw^^)




空気を読めない男齋藤。
エクアドルでも全快です。

だって日本人ですもん。オレ。
しかも、期限決められてるし。
やりたいことやらせていただきます。
それで嫌われたら、それまで。
次エクアドル来る日本人の方すいません。


ただ、伝えたいことを伝えるために
時に譲ることが必要なことは確かみたいです。
コト的にもキモチ的にも。

継続できるように、
ない頭使って工夫します。


そうそう変化です。
そんな中、昨日は過去最高人数の選手が
道具部屋の掃除と道具の手入れに参加してくれました。

呼びかけに協力してくれた人は、同僚の一人。
野球委員会の人が笑ってました。

「アイツの心が変わったか、壊れたかのどっちかだ。たぶんどっちでもないけど」



変わっても、壊れても、気まぐれでも、
壊れたのなら少し申し訳なかったけど、
齋藤にとってはちょっぴり嬉しい変化でした。



長くなったので、試合のことはまた後日^^




ブログ書いてて、
最近愛が足りないなあと思ってます。
そういうのは選手に伝わります。
もう一回、自分なりの愛をぶつけてみようと思います。

それでは、今週もよろしくお願いします!




写真はたまにやるウォーミングアップ「サッカー」の様子。




++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

男の二言でFB始めました!(2回目笑)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006769814614
二言の会
http://sai.niiblo.jp/e290168.html

・おかえり
・男は二言三言当たり前
・男は流れるままに突き進むべし
・(笑)

等あたたかいお言葉ありがとうございます!

気が進まないと思いますが、
以前友達だった方やそうでない方
(そうでない方お手数ですができればコメント頂けるとありがたいです!)
見つけたらどうぞよろしくお願いいたします!


  


Posted by サイトウ ユウタ at 12:44Comments(0)

2013年11月09日

飛び出せエクアドル


爽やかになろう。
何事もまずは外枠から。
と言うことで、爽やかテンプレートに変更いたしました!


今後皆様に爽やか齋藤をお届けできるかどうか。
お届けできるよう精進いたします。
「さ・わ・や・か・に」いいですね。

どうかお楽しみに!



さて、今更ですが今日フと思ったわけです。
エクアドルで野球やる人が増えるには
どんなことが必要なんだろう、と。



数年前から、
連盟は球場近くにある小学校の体育の時間を使わせてもらい、
野球の普及活動を行っています。
(基本的に学校の先生は運動全般を知らないとのこと。ホントかなあ)

これスゴく効果があって、
じゃあ今15歳で練習に来てる選手がどうだったかと言うと、
やっぱりこの普及活動で野球に出会った選手がほとんどということです。

こんな感じ^^




でもじゃあその後どうなのよ、と言うと
実はそんなに変わりなし。
今も当時の固定の学校のみで行われていて、
それ以外の学校ではもちろん野球は知られていません。




すごく良い活動であるとは思うけど、
少しモヤモヤ。

必然的に
選手はこことあそこの地域の近所の子のみ、
みたいになるのです。




ところで、
エクアドルの野球史は長いです。
現在齋藤が所属するスポーツ連盟もそうですし、
度々紹介しているクラブチームもそう。


実に70年。
文献を見ると、
1940年代から記録が残っています。


国際大会、
国内大会、
社会人の大会、
海外チーム誘致、
各年代別カテゴリーの大会、
その他もろもろ。



そう、エクアドル野球、
結構というか、かなりやることやってるんです。




これには当初少しびっくり。
齋藤は現在、名目的には「途上国の野球指導」ってことで
エクアドルに来させてもらってますが、
いえいえ。




もともとエクアドル野球は結構キテたのです。(たぶん)
(計画性や継続性や組織のあり方はおいといてw)





ただ、十数年前にエクアドルの通貨が「スクレ」から
「USドル」に変わった後から支援者が激減し、上記の活動を
以前のように行うことが難しくなったとのことですが。




そこでもう一度。



今キテいるエクアドル野球、
それでも関係者が望むベイスボウル(béisbol)の普及のために何が必要か。



例えば、
何個かあると思うのです。
問題と取っ払って考えると、


例えば、場所。
実際グラウンドとチームがたくさんあれば、
その近くに住む子どもが野球をやる機会が増えます。


例えば、知名度。
スポーツニュースではサッカーを抑えトップニュース扱い。
毎週末はリーグ戦開催。球場にはキレイなお姉ちゃんが売店に常駐。
ってなったりしたら野球に興味を持つ人も増えるかもしれません。


例えば、お金。
以前のようにお金を投入して周知活動すれば、
それなりに野球が盛り上がるかもしれません。




けれども、
もうそろそろだと思うのです。
いや、そんな簡単でないことは重々承知のつもりですが。






活躍を継続するプロ野球選手の誕生。






現在エクアドル国内には野球のプロリーグはありません。

エクアドルでいうと
野球で一番影響を受けているのはアメリカ大リーグ。

長い歴史を持つエクアドル野球ですが、
今日までで大リーガーとして契約をしたエクアドル人はいません。
(過去に3A,2A,1Aに各1名ずつ在籍したことあり 当然プロ契約です)




活躍の継続。



プロでいる間に常に課せらるテーマです。
技術だけでは到底継続はできないと思います。
相手も自分も人間です。



心技体
技術以外の力の習得。


日本人的な考え方かもしれないけど、
そしてこれを書いていて思うのは、
お前(齋藤)は何を偉そうに言っているんだということですけど、


それでもやっぱり、
エクアドル野球が世界に飛び出ていくためには
活躍を継続できるプロ野球選手の誕生、
が必要なんだなと思ったりしたわけです。



状況は違えど、
大リーグでの野茂選手の長年にわたる活躍が日本人野球選手の道を切り開き、
チャレンジする勇気を与えたように。


これは一つの可能性かも知れません。
が、確かな可能性でもあると思います。



アメリカ大リーグ
日本のプロ野球
世界の独立リーグ


どんな場所でもプロとして継続して結果を残す。
技術と共にそれを継続する技術以外の力を身につけた野球選手。



何かの縁で来てしまったエクアドル。
近い将来、
エクアドルからそのような選手が出ることを願います。


齋藤に何が出来るか。
日本の野球の一端を紹介し、
野球が好き、という選手が増えることと、
それが結果的に将来のそれにかすってくれたら言うことありません。


本日は(も?)全然まとまりませんでした!
すいません!!!


グラウンド脇にあるマンゴーの木より選手が拝借。頂いたのでパクリ。

少々ムカつきます。顔。


皆さん良い週末を!
明日は試合です^^  


Posted by サイトウ ユウタ at 14:13Comments(0)

2013年11月05日

21と19からのお知らせ


街行く7割の車がハイビーム、の
エクアドルはグアヤキルより齋藤です。

目が痛いのです。

ハイビームに対して
めっちゃクラクション対応の父ちゃん。

あなたもいつもハイビームです。



さて気になっているお方も多いかと思います。

エクアドルで野球やってるハズなのに、
お前ブログ野球ネタが少なくねえか。


いえいえ。








おっしゃる通りです!!





ただ、アピールではないですが、(すでにいやらしいアピールw)
基本月曜日から日曜日までほとんどユニホーム着ております。
何なら洗濯あまりしない家なので、
時々は手洗い上等の生活です。


ということで、
今日はここまでの試合経過と今後の予定、
そして残り僅かとなりましたが
今年の抱負を書かせていただこうと思います。



まず配属先主催の大会が6月に終わった後から
結成された県スポーツ連盟選抜チーム。
担当のPONY(13-15歳)でここまで4つの大会に参加しました。(現在4つ目の大会が開催中)
参加チームは県の選抜チームとグアヤキル内にあるクラブチームです。

一番初めの試合は、8月上旬から始まった
Campeonato Americano。
それ以降、
全く試合結果を報告しておりませんでした。




ここまでの結果、

1勝13敗(11月4日現在)



つまり、
劇的サヨナラ勝利を収めた8月上旬の試合から全く勝っていないのです。(12連敗中!)
http://sai.niiblo.jp/e277046.html

その時の記事。




そして昨日の試合。
相手は国選抜選手5名を要する強豪Cardenales。

21個のエラーが出て、0−19のノーヒットノーラン負け。


劇的に全員へこんでおりました^^
確かに単純な実力差はあります。
贔屓目で見ても、
Cardenales含め、他のチームはアタマいくつも抜けています。
けれども、確実にそれ以上のものが発生しているとも思います。




モチベーションの低下。





初回に5つのエラーをした選手のモチベーションをどうあげるか。
基本あがりません。
むしろ上がらない方が自然のような気がします。

「エラーは大丈夫。だから練習するんだ」

このときは、そんな声は届きません。

力不足実感。


日本で言う「ミスをカバーする」という習慣がない今のチーム。
(指導者の責任ですが)
自分のエラーも味方のエラーも全部人のせいで、
それは自分のモチベーション低下に直結します。


いかに目の前のプレーに集中するか。


集中できる環境、雰囲気があるか。



齋藤が言うのは非常におこがましいですが、
指導者は選手に技術指導する、っていうより、
選手がモチベーション保って
パフォーマンスを発揮しやすい環境を作る、
ってことの方が大事なのではと感じております。

いや、どっちも大事だと思うんですけどね。


これどなたかがどこかで言ってるかもしれませんが、
こちらに来てホント実感しております。



特に感情表現が豊かな(激し過ぎる?w)
エクアドルの選手だから感じるのでしょうか。



最近よく小耳に挟む
他のコーチがPONYに来たくないワケ。。。

上等だぜ。



よーしやったる。
今年も残すところ4試合。
11月中に全日程が終了する予定です(あくまで予定ですw)


やっぱ一つ勝ちたいです。
勝ち負けじゃないと言っても、やっぱ一つ勝ちたい。
勝てなくても、良い意味でエラーリセットする、
エラーしてももう一回チャレンジできる、
そんな雰囲気に少しでも近づきたい。


たまに調子に乗る齋藤。
「ユー謙虚さ足りてる?」という
21個のエラー、19失点からのお知らせだったと思います。


もう一回頭リフレッシュして、
行ってきます!



++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

男の二言でFB始めました!(2回目笑)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006769814614
二言の会
http://sai.niiblo.jp/e290168.html

・おかえり
・男は二言三言当たり前
・男は流れるままに突き進むべし
・(笑)

等あたたかいお言葉ありがとうございます!

気が進まないと思いますが、
以前友達だった方、
見つけたらどうぞよろしくお願いいたします!







  


Posted by サイトウ ユウタ at 17:39Comments(0)

2013年11月01日

エクアドルに持ってきた本③ 〜ダッセンとの二度目の出会い〜


もう、エクアドルのネタに
関係なくなっている最近のブログです。

いえいえ、かすっております。
エクアドルに持ってきた本、の話であります。

エクアドルに持ってきた本、
『ダッセン』長岡秀貴書 

この本の紹介と、なぜか齋藤の就職活動の話でした。


就職活動の話するなんて。。。
もしかして、
病んでるんでしょうか齋藤。
慰めてほしいのでしょうか齋藤。
ただの自分好きなんでしょうか齋藤。



そんな時は思い出そう。

ココロに残るあの本を!



エクアドルに持ってきた本①
http://sai.niiblo.jp/e293992.html

エクアドルに持ってきた本②
http://sai.niiblo.jp/e294429.html


シリーズ最終回。
本日は、『ダッセン』を読んで感じた不思議な体験のお話です。

よろしくお願いします!


++++++++++++++++++++++++++++

2009年2月。
手元に届いた赤い奴。
『ダッセン』を読む。

この一文を見て、さぞ驚いた人も居るだろう。



その前に、早速話をそらそうと思う。


齋藤の高校時代を知る人であれば誰もが首を縦に振ると思うが、
齋藤は勉強が出来なかった。(うなずいたあなた!)


出来なかったというより、全くしなかったのだ。


人生の中で学校の勉強の優先順位は常に最後。
40人1クラスで
350人くらい居た学年だったが、
クラスビリは当たり前。
英語は記憶してるだけで3年間で6回学年ビリをとった。


当然、本は読まない。

男子高校生が拝んで読む、そういう本だけはよく読んだが。



ある先生から

「齋藤、勉強しろとは言わんが本を読め。お前の人生の山は80年。
でも本を読めばその山が少しずつ高くなるんだよ。100年の山にも200年の山にもなる。
高くなればいろんなもんが見える。いろんなもんが見えれば色んな事が出来るようになる。
得だと思わんか?お前は本を読まなきゃいけないよ、齋藤」と、


今思うとありがたい言葉をいただいたが、
その当時は全く響かなかったくらい。(あーあ)


けど、22歳を超えたくらいから、
何かのきっかけで、ちょっとずつ本を読みはじめていた。


「知る」ってことを通して
「知りたい」ってことにちっとずつリンクしてった感じ。


カッコつけて書いたけど、(カッコ良くはない)
本なんて読んだことないからとてつもなく時間がかかった。
読み方も知らんし、一カ月で一冊やっととかザラだった。


けど、人間って慣れる。


時間はかかるが
自分次第で習慣もつくれる。


24歳になったころ、
周りからすれば全然足りなかったんだろうけど、
自分なりにはけっこう本を読める感じになっていた。




話を戻す。


今まで読んできた本の中で、
覚えているものもあれば覚えていないものもある。
10回読み返した本もあれば、1回流して読んだだけのものもある。


本を読んでいて、
一人で涙したこともあるし
一人で笑ったことだってある。


啓発本を読んで、
中身は空っぽなのに出来る気になったこともある。

伝記などからその人物に憧れたり、
物語が舞台になった土地に行きたいと思ったこともある。

筆者に興味を持ったこともある。
世の中にはいろんな人がいることを知った。
単純にカッコいいなとか、「普通」じゃない考え方とか。(普通って何?)


けれども本を読んでいて、
後にも先にも一度だけ、忘れない感覚に包まれたことがあった。



「あ、おれそのうちこの人と会って、一緒に仕事するかもしれねえ」





良く分からなかったが、
そう思った本。

この人=長岡秀貴氏
仕事=若年者支援関係?


それが後にも先にもこの『ダッセン』を読んだ時であった。



齋藤勇太、
『ダッセン』との2度目の出会いであった。



今思うと、状況が状況だっただけに
舞い上がっていただけだったのかもしれない。
就職決まってすぐだったし。



でも特別であったことは覚えている。
その直感というかイメージが怖いくらい鮮明だったから。




何も接点もないし、何の根拠もない。




片や日本の若年者支援の業界で中心の一人をして活動されている長岡氏。
片や若年者支援の業界未経験というかこれから初めての就職を控えるオレ、齋藤。




なぜそう思ったのか。


きっと酔っていたんだろう。
(酔ってません)




2009年3月15日。
生徒0人から出発したフリースクール夢想舎。
初めての職場は分からないことだらけであった。
明らかな力不足。
迷惑もたくさんかけた。

それでも地域の方々、関係者、代表、同僚、そして生徒に支えられて
人生において最高の時間を過ごす事が出来た。

冗談抜きにそれは今でも変わらない。


そして、
この『ダッセン』にも何度も助けられた。

何度かだれかにあげて、その度にアマゾンの中古でまた買った。
(中古ですいません)





時は経ちこの2年半後。
2011年11月21日。
おれは長岡秀貴氏と同じ若年者支援のフィールドで仕事をすることになる。
もちろん立場は全然違うし、同じ会場で、ということだけど。



とにかく、
初めて感じたあのヘンな感覚が実現してしまったんだ。




ひょんなことから紹介された一冊の本。
時に道しるべになった本。
初めて感じたヘンな感覚が、実現しちまった本。


忘れることはないだろう。

いや、できんだろう。




長岡氏と同じフィールドに立ったあの日からもう二年。



早い。



今おれは、別のことをしている。



久々に開いてみようと思う。
いまこのパソコンの後ろであの時と変わらず
赤い顔をして突っ立ている『ダッセン』を。



今度はどんなことを感じるのだろう。
またあのときと違ったことを思うのだろうか。
はたまたいっしょのことなのか。





『ダッセン』は長岡氏の半生と学園をつくるまでの物語。
長岡氏はこの他にも
学園をつくってからの話『サムライフ』
ノンフィクション活動記『ライン』
NPOの作り方とNPO創設者の話をまとめた『世の中変えるで食う方法』等
良書を多数執筆されています。


近々新作が出るとか。。。



超個人的な告知でしたが、お許しください。

でも、この本も学園の職員の方も関係者の方もみんなパンチ効いてるんです。
やってることもパンチ効いてます。
超個人的な意見ですが、知ってほしいのです。

こういうパンチ効いた人たちがいるということを!
こういう業界があるということを!


新作が出る前にまずこの『ダッセン』。
意味不明だった
齋藤の就職活動を通したご紹介でしたが
ぜひご一読お勧めさせていただきます!!




長くなりました一冊の本の紹介。

何か勢いで書いちゃいました。
齋藤勇太が書く自由で~の副題もあるのでお許しください。


最速で駆け抜けた感じがする10月も終わります。
11月もマイペースで行きましょう^^



寒くなる季節、ココロをホットにしたい方、ぜひ!
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%B3-%E9%95%B7%E5%B2%A1-%E7%A7%80%E8%B2%B4/dp/4861137012/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1383110210&sr=8-1&keywords=%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%B3


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

男の二言でFB始めました!(2回目笑)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006769814614
二言の会
http://sai.niiblo.jp/e290168.html

・おかえり
・男は二言三言当たり前
・男は流れるままに突き進むべし
・(笑)

等あたたかいお言葉ありがとうございます!

気が進まないと思いますが、
以前友達だった方、
見つけたらどうぞよろしくお願いいたします!


  


Posted by サイトウ ユウタ at 14:30Comments(0)