2021年11月09日
身寄りなし問題研究会。
10月のとある日。
プロ野球もMLBも大詰だったこの時期の夜。
齋藤は
新潟のヤンキーススタジアムである
ハードオフ・エコスタジアム
https://www.hardoff-eco-stadium.jp/
に立っておりました。
打席でこの後自身のバットから放たれる大きな放物線をイメージする、
ではなく、
入口からすぐにある会議室1-3で開催された
「身寄りなし問題研究会 定例会」
に参加させていただくために。
<身寄りなし問題研究会>
身寄りのない方が社会的に排除されたり不利になったりする状況を打破して、
支援者がソーシャルアクションを起こします。(勉強会だけの会ではありません)
そして「身寄りなし問題」を軸にして様々な社会課題を発信していく会です。
(当会HP https://miyorinashi.com/ より)
代表は、須貝秀昭さん。
運営とか進行は、多種多様な愉快な仲間たちの皆さん。
新潟のフードバンクや就労支援にも関わり、
県内で高齢者の福祉事業所を運営する
ささえあい生協新潟の代表高見優(ハルの社員)が
「今新潟で一番キラキラしている男」
という須貝さん。
めちゃめちゃ若く見えるし、
言われればブルースリーさんに似てるし、
看護師だし、社会福祉士だし、生活の半分くらい着物着てるし、
何か、オモロわからんことも多そうな、
もはや、新潟のBIG BOSS
になるんじゃないか、と
思ってしまうような須貝さんですが^^
とても親切にしていただきました。
毎月一回開催される定例会。
10月の会にて、
「新潟市ひきこもり相談支援センターの紹介」
の機会をいただきました。
当日は、「ひきこもり経験者」の方が
自身の体験を語られる時間もありました。

個人的にひきこもりだから○○というのは、
大体違うことが多いのかなと感じています。
ひきこもりだからとか。
そうじゃないからとか。
それらは大きく関係なく、
それよりも
個人個人色々な背景があるから。
改めて、一人ひとりだし違うから、と。
だから齋藤は、
この類の催しについて関わる際には、
ひきこもり体験談というよりも
「ある時期の自己紹介の時間」というイメージをもって臨んだりします。
※同じやん!と言う方、あくまでイメージですのでお許しください

「自分の経験を聞いて、こんな人もいるんだと知ってもらいたい」
「それでもしよければ聞いた人が何か少し元気になってくれたら最高」
今回壇上に上がったA氏が語った参加動機です。
同会では講座の内容よりも
その後の質問タイムや
終了後の雑談時間を大切にしていると聞いていました。
名残惜しさを感じつつ、(と齋藤は感じた)
何とか予定時間内で終了。
さてさて質問に回答する準備をしようかなと思うと、
質問はA氏に集中。
齋藤には一つも質問なし。
何となくの負け惜しみに聞こえますが、
それが一番の形と思っています。
当日は色々な分野の参加者がありました。
会の終盤、感想を言おうとしたある参加者が言葉を詰まらせた場面がありました。
共有したい情報も準備されていた方。
次の瞬間、
隣に座っていた発達障害を持つ方がその情報を変わって紹介。
誰が言われるでもなく、
特別に何か気を使うということでもなく、
キョトンとした表情で淡々と。
あくまで自然に、温かく。
わたくし勝手にシャキッとなりました。
はて自分が同じ場面にいてどう行動したか。
明日からの自分に、また聞いてみようと思います。
みなさんはいかがでしょうか。
自分には到底難しくとも、
ハルはこの暖かさを学んでいきたい。
雨の週。
おやすみなさい。
Posted by サイトウ ユウタ at 22:39│Comments(2)
この記事へのコメント
先日の講演会、すごく心に響くお話しでした。
映像を観ていたら、十代の自分に戻ってしまって泣いてしまいましたが、隣のナミナミさんに助けて頂き嬉しかったです。
映像を観ていたら、十代の自分に戻ってしまって泣いてしまいましたが、隣のナミナミさんに助けて頂き嬉しかったです。
Posted by 奈良橋里江子 at 2021年11月11日 06:02
奈良橋さん☆
勝手にエピソード頂き失礼しました!!
嬉しい時間を共有させていただきありがとうございました^^
勝手にエピソード頂き失礼しました!!
嬉しい時間を共有させていただきありがとうございました^^
Posted by サイトウ ユウタ
at 2021年11月11日 22:34
