Ecuadoreir→中々実家に戻らない長男の日記→やっと戻った長男の日記、を経て。たぶんこれが最後、NPO法人プエルタ・ハルの日常を自由にたまにまじめに綴る場所です。

2013年05月18日

明日試合と+α

明日試合です!
もう何も起こらないでしょう!

開会式と
数試合を終えて迎えた今週の月曜日。
「とりあえず5月分」
と、ひらかれた会議にて
コーチ陣みんなで試合日程を検討しました。
齋藤ほとんど居ただけですが
約45分で決定。
大会始まってから
試合日程決めるあたりさすがエクアドル!


担当コーチが
「いやー大変な仕事だ」と
約1ヶ月かけて組んでいた試合日程。
午前練習来なかったあの時間。
あの時間は何だったんたんでしょう。

フェイスブックしてた時間が
一番多かったのは
何となく分かりますが。


さて試合だといっても、
実際明日選手が来るかどうか。

今日の話題。
実は今日知ったんですが、
今回齋藤が担当させていただく
チームYEYOのPony(13-14歳)と
過去2年間試合をしていないそうです。
Juvenil(15-17歳)に関してはもうずっと。

理由は、
選手が来なかったから。

とりあえず
全部の家族に電話したいと
連盟にお願いしたところ、
「それはあまり得策じゃない」
(面倒くさい?)と、
連盟が父母会の代表に
連絡してくれるとのことで話が一段落。

今思うとかなり甘かったですが、
もうあとは
天のみぞ知ると言ったところでしょうか。
当日のバタバタに期待します。

そして先ほど、
父ちゃんともその話をしました。
(父ちゃんはグアヤキルにあるクラブチーム「Rojos」の代表)

特にPonyの年代は
日本で言う思春期にあたり
子ども達がよく反抗する時期。

学校も忙しくなり、
それまで野球をやっていた多くの選手は
Ponyの年代にあたる12歳を過ぎると
ガツンと野球を辞めちゃうそうです。

残る選手は少ないわけですから、
必然的にJuvenilは自然消滅。

これはYEYOだけじゃなく、
グアヤキル野球が抱える大きな問題の一つとのこと。

驚くことに、
エクアドルで一番盛んなスポーツ、
サッカーはこれがもっとひどいとか。
まー競技人口が多いから辞める人も
残る人も多いんだと思いますが。
(エクアドルは現在FIFAランキング10位)


さらに同僚談。
現在YEYOは県の野球連盟に所属していて、月謝はタダ。
(長期休みだけ2ヶ月間で20ドルかかります)

もちろん、
出せばいいってことじゃないですが。
連盟がお金出して個人個人に何かする、
ってことは今んとこありません。

対して、
先日紹介したクラブチーム。
こちらは選手一人当たりの
月謝が大体50ドル。
Tシャツ支給や県外遠征があるチームも
あるそうです。
選べるなら、こっち選んじゃうか。

「お金があれば選手はクラブチームに行くし、
YEYOには来ない。だから選手が減るし貧乏な家族が多い」


試合前日にしては
あんまり明るい話題ではなかったですが、
でも何となくドキドキしてるのは
気のせいでしょうか。
あ、
選手が来る来ないのドキドキじゃないですよ^^


齋藤が出来ることなんてほぼゼロ。
でもなんかこのドキドキが形になる+αがあれば、

とちょっとの未来を期待したりもする。


+αがなんなのか。
もうちょい探してみます。

もちろん彼ら彼女らに助けてもらって^^





Posted by サイトウ ユウタ at 13:41│Comments(0)
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