2014年06月23日
出来ることをやろう。
悔しいことがありました。
現在開催されている
今年のエクアドル代表を決める選考大会。
齋藤が主に担当させてもらっている
YEYO URAGAの15−16歳カテゴリー。
強制棄権。
理由は人数不足です。
平日の夕方や土日にある試合に
どうしても仕事や学校を理由に
欠席しなければいけない選手がいました。
この二試合、7名、7名の選手が公欠願い等を駆使しながら
試合に駆けつけてくれました。
が、とうとう足りず。
2試合の人数不足で強制棄権、という
大会ルールに則り
今後の試合に参加できなくなりました。
元々人数ギリギリでの参加だったにしろ、
とても悔しい結果です。
同時に改めてここが難しい。
YEYO URAGAの選手は14歳を過ぎると
チームを離れるのが通例。
理由は、
勉強・彼女・ディスコ・仕事などなど。
あと、周りの雰囲気も少なからず影響。
ここでは15歳から野球なしよ、的な
暗黙の雰囲気みたいのはあります。
これ、勝手に齋藤が
もったいないと思ってることでしょうか。
親切という名のおせっかい そっとしておく思いやり
とは相田みつをさんも言ったものですが、
ただYEYOには15−16歳カテゴリーありません、っていう
決まりもないもんですから勝手にジタバタしております^w^
他チームの事情はまた少し違っていて、
例えば日本で言う中間一貫校のような学校には野球部があり、
市内のクラブチームも各年代にカテゴリーを持っていて
ここで野球に関わっていく選手はYEYOより遥かに多いです。
が、これも一部のみ。
15歳になると野球人口がグンと減る。
定期的な大会や練習がない(少ない)
これは発展したい、野球を広めたいと公言する
エクアドル野球界全体の問題ともいえます。
それでもありがたいことに
YEYOでは今年は15歳になる選手が7名残ってくれています。
16歳になる選手も都合を付けて参加してくれます。
彼らのこれからの選択肢は主に3つ。
①野球を離れるか。
②チームを変えて野球を続けるか、
③13ー15歳カテゴリーの試合を待つか(国際ルールではない)
もちろん、
離れるのも一つの選択肢だと思います。
野球を通して経験したことをその後の人生に役立てる。
日本でも聞くようなことですが、
生活環境の違いから、その時期がほんの少し早いだけ。
言葉通り、野球を通して得た経験がこれからの人生に
よい影響を与えてくれるのであれば素晴らしいと思います。
では、続けたい選手はどうするか。
続けたい人は、他チームへ移籍することも選択肢の一つですが、
移籍のためには月謝がかかります。
その月謝を支払える家庭(支払いに理解ある家庭)であれば良いですが、
そうでない家庭の選手は、しばらく野球お休みしなければなりません。
しばらくとは、いつまでか分かりません。
このような状況を見たコーチや関係者が、
カテゴリーの年齢層を広げて大会を開催します。
とっても熱く、ありがたいことですが、
将来を見据えた場合、その場限りの対策とも言えるかもしれません。
改めてここが難しい。
1ミクロ何かが出来るとしたら何しよう。
出来ることをやろう。
出来ないことを急にやろうとすると、少しずつおかしくなってくる。
まずは一日一日。
最後も一日一日。
出来ることを、やろう。
応援もその一つ、なのか。^^
エクアドル×ホンジュラス
エクアドル得点直後の一部始終。
https://www.youtube.com/watch?v=BnzmipIXMoM&feature=youtu.be
一度おやすみなさいzzz^^
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2014年8月にエクアドルの野球チーム(13歳-15歳)
が日本遠征を行います!
メンバー決定しました!
少しずつ状況をお伝えさせていただきます^^
エクアドル野球チーム新潟遠征プロジェクト
事務局公式HP
http://ecuador-yakyu.digi2.jp/
エクアドル野球チーム新潟遠征プロジェクト
公式Facebook
https://www.facebook.com/ecuador.yakyu?ref=hl
エクアドルの野球連盟も経費の面で協力してくれますが、
遠征経費の全額を賄えないところが実際のところです。
多額な寄付を募ってまでの企画実行について、
様々なご意見を持たれる方も多くいらっしゃると思いますが、
ぜひ実現してより良い企画にしていきたいと思います。
事務局HPやFacebook等で情報を発信していく中で
ご賛同していただける方、
ぜひ応援よろしくお願いいたします!
Posted by サイトウ ユウタ at 13:49│Comments(0)