Ecuadoreir→中々実家に戻らない長男の日記→やっと戻った長男の日記、を経て。たぶんこれが最後、NPO法人プエルタ・ハルの日常を自由にたまにまじめに綴る場所です。

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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2025年02月24日

高見さん。


日本的に
出逢いと別れの話を耳にする機会が増えたりのこの季節。
今日の出来事や出逢いを大切にできているか、と
自問するやきいも前夜。

夜書く文章は朝に見返したほうがよいと思いつつ投稿。

齋藤です。


新潟に来て53年の高見さん。

新潟に来てからのBOSSだった高見さん。

高見さんが生まれ故郷の京都に戻られます。


初めてお会いしたのは約8年前。
出逢いが特別だったということもなく、
あまり記憶にありません。


「君のことは聞いていたよ」


とだけ言われたのは覚えています。


早口で。

超絶知的で。

誰にでもある抜けみたいなものも結構あって。

それでいて脇が堅い。



もう10年早くお会いしたかったのが本音のオモシロいおじさん。


多分、
というか絶対に対立関係にある人が、周りより多い人。

でも高見さんは誰かを「敵」と言わない。
(少なくとも私は聞いたことがありません)

「高見さんの周りが大変」

という言葉に周りは苦笑いし、うんうんと頷かれる人。

そして、
高見さんと何かを一緒にやろうとする人も、たくさんいらした人。


高見さんがささえあい生協新潟の理事長をやめると公言した昨年、
何度か2人で行動させてもらう時間がありました。

車で往復2時間。
車内ではずっと、講義。

同じ話は何度もあったけど、
贅沢な時間でした。


最近では、
壮行会の席次を決めようとするとき、

「上下関係なしのクジでいいよ」

というメールの一文があったそう。

高見さんらしい。

これからいろいろあっても、
そういうことを忘れたくない、と確認。



その壮行会ではワタクシ受付をやっていて、
遅れてくる人を待たねばならず、
最終講義は聞けなかったけど、
まあ中途半端は、何かの途中ともいえるし、
それもよしする。


京都から新潟に来られて53年が過ぎたとか。

ありがとう高見さん。

お疲れさまでした高見さん。

まだまだ元気だ高見さん。


と横断幕に書かれたエール。


まあ陸も空も繋がっているし、
また逢いに行こう。


高見さん、ありがとうございました!




  


Posted by サイトウ ユウタ at 21:33Comments(0)

2025年02月20日

誰かの出番を応援する。


2月も終盤。

「何年かぶりの寒波です」

という言葉を
毎年聞いているなあと思う今日この頃。


齋藤です。


誰かの出番を応援して、
それを続けて20年以上。

そんな団体である、
NPO法人伴走舎さんが主催した

「伴走型支援サポーター養成講座」

でお話しさせていただく機会がありました。


全3部作の初回。
当日は大雪折り返しの土曜日。
物価高真っ最中のこのご時世において、
当講座は「有料」。

これはいよいよ参加ゼロ人の可能性もあるぞ、と思いながら
足を進めた今年何回目かの新潟市総合福祉会館。







そのような条件下の催しでしたが、
当日は10名の方が参加。
参加者は福祉関係問わず、市内外問わず、の人々。









今回の研修会題目にも使われていた、

「包括的」とか「伴走型」とか

の言葉。


昔からともいえるし、
それでも割と最近ともいえる、
よく見聞きすような言葉。

「伴走舎」の事務局長の青木さんは、
闇金ウシジマくんに登場するキャラクターのモデルにもなったそうな。

そして、
「伴走舎」という団体名は、
20年以上前に、有志の方々が「伴に走る学び舎が必要なんだ」と命名された名前。(推測)


結果、時代を先駆けた、とも言える。


その後、

たくさんの支援に関わる団体が出来て、

たくさんの革新的な取り組みが検討されて、

それが実践されて、繰り返されて、必要と思われる改訂がされて。


わたくしも気づけば15年くらい関わらせてもらっている。


変わっていくことは、必要。

それでも変わらなく大切にしていくものがあるとしたら。



少なくとも20年間以上。

この街と

そこに住む人たちと

そこに関わるいろいろな出来事と時を重ねてきた

人の出番を応援し続けてきた

伴走舎さんのような団体から学ばせていただくことは
たくさんあると思うのです。


伴走、伴歩、伴居、伴奏。


伴は、仲間とかつれだっていくとかの意味があるらしい。


そんなことを想いながら帰路についたその夜。
携帯電話を豪快に紛失して、
翌日五泉市で発見されました。


日本も捨てたもんじゃない。
みなさんもお気をつけてお過ごしください。


よい週末を!




  


Posted by サイトウ ユウタ at 22:44Comments(0)